2021/10/25
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り(又は後悔)しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<現場のベストショット写真①として>についてお話をします。
新築分譲住宅を見に行かれる方は
ただ漠然と
担当営業マンの説明を聞きながら
建物を見るだけだと思います。
なので
何が良い施工なのか?
何が悪い施工なのか?までは
なかなか分かりづらい所が有るのではないでしょうか?
今日のブログは
施工見本的な写真をアップしますので
是非
参考にしてみて下さいね!
住宅診断を実施していて
いつも写真を撮る箇所と言えば
不具合事象ばかりになってしまいます。
その中で
たまたま撮った写真の中で
施工がとても綺麗で
且つ
写真を撮った時に
向きなどアングルが良かった中の
選りすぐったベストショットとして
気に入った写真が
下記写真の4枚です。
他にも沢山ありますので
今後は
時々アップしますね!
では
それぞれの写真を説明して行きます!
上記写真①は
サッシ廻りのシーリングの打ち方で
外壁材の面形状に合わせた
シーリングの打ち方をしていて
そして
マスキングテープを取った後のラインが
とても綺麗です。
職人さんの苦労が想像できるショットですね!
つまり
手を抜いていない施工と考えられます。
上記写真②は
壁のグラスウール断熱材の入れ方が
お手本通りに施工されていて
とても気持ちがいいショットですね!
この写真の様に
防湿フィルムが綺麗に連続して施工しているという事は
室内から壁内への湿気の浸入を防ぎ
室内への漏気を防いでいるという事になります。
この様な施工をする事で
壁内結露を防ぎ
グラスウール断熱材の本来の性能を保つ事が出来ます。
上記写真③は
この様に電気配線を綺麗に束ねている施工を
今迄見た事が無かったので
ついつい写真を撮ってしまいました。
この様に配線された現場には
食い入って見てしまい
時間を忘れそうになりますね!
上記写真④は
ただ単に
配管を掴み金物で留めているだけですが
掴み金物を取付ける為の補強材と
掴み金物のバランスがとても良く
また
写真のアングルも良いですね!
他の現場でも同じような施工をしていますが
補強材へ掴み金物を取付ける時の
ほんの少しでは有りますが雑だったりとか
補強材が寸足らずだったりしている中で
この写真は群を抜いています。
新築分譲住宅が
全て上記写真の様な施工であれば
住宅診断を実施していても
楽しく出来ますね!
という事で
今日のお話は、参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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