2018/01/27
今回は、今年の4月から施行される「建物状況調査」について、
最新の業界内の話題をお話します。
東京、大阪などに有るインスペクション大手会社?が、
各地域の「建築士の有資格者」かつ「既存住宅状況調査技術者」に対して、
その会社の認定インスペクターを募集しているメール等をよく見ます。
「設計事務所で働いている主婦の方も大歓迎」 を 謳い文句 にしている会社も存在します。
パート感覚で、
1件/週として
1件(1万5千円~2万5千円) / 2時間~3時間 × 4週間 =6万円~10万円になりますよって。
ホント、「建物状況調査」っていうものは、パート感覚で出来るものらしい?
「住宅診断」を仕事にしている私にとって、
私は元々、今年の4月から始まる「建物状況調査」は、
買主様にとって意味の無いインスペクションとは考えてはいたけど、
この「パート感覚」が主流になる様な気がして来ました。
これが、国土交通省が主導して来た 「既存住宅インスペクション・ガイドライン」 の最終の形なのか?
これで、本当に買主が安心して中古住宅が購入出来るのか?
これで、中古住宅の流通促進になるのか?
ホント、嘆かわしいというか、・ ・ ・ ・ ・ ・ 。((>ω<。)))
私の考えている「住宅診断」を、
もっともっと頑張らないといけない気持ちが、ふつふつと湧いてきました。
今回は、これで終わります。