2016/12/20
◆Y&Y住宅検査の住宅診断マニュアル(外壁編)として
(基礎編)に続き、依頼者様に住宅診断とは、どんな所をどの様に診て行くのかを分かり易く大まかに書いて行きたいと思います。
今回のタイトル(外壁編)の説明に入ります。
実際は、基礎・外壁・軒裏、樋・面格子等取付金物を同時進行で診ていきますが、今回は外壁中心に書きます。
最初に、外壁を手の平で軽く擦って診ますと、手の平に白いチョークを擦ったような汚れが付きます。(上記写真左)
専門用語で「チョーキング現象」と言います。
何の為にするのか?
これは、外壁塗装の耐用年数及び防水性のチェックを簡単に見極める為に実施されるもので、外壁塗装の塗り替え時期を判断する為の調査です。
次は、サイディング壁の場合は、目地のコーキングがひび割れが入っていないか等の劣化状況を診ます。(上記写真中)
外壁モルタルの場合は、クラックなどが入っていないかを診て回ります。写真は全様の写真とクラック幅を計測している写真(上記写真右)を撮り、チェック図面に場所と、クラック幅を記入して行きます。
外壁のクラック以外に診て調査する箇所は、苔・カビが発生していないか(上記写真左)、外壁表面の劣化状況はどうなのか(上記写真中)、換気フードなどの廻りの防水処理が出来ているか(上記写真右)を診ます。それぞれの劣化事象を写真に撮り、チェック図面に場所と、クラック幅を記入して行きます。
その他にも細々した箇所を診て廻りますが、ここでは省きます。
今回は、ここ迄とします。
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