2022/04/07
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り(又は後悔)しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<不具合事象の検査を実施したけど・・・・>についてお話をします。
今日のお話は
不具合事象の検査を実施して
報告書を提出したにも関わらず
何の音沙汰も無い場合の
一例のお話をします。
2か月前に
自宅の不具合事象で検査を実施した事例で
2か月以上も
その後の経過がどうなったのか
分からないケースが有りました。
検査を実施して
報告書を提出した側としては
やはり気になります。
今迄のケースでは
報告書を提出して10日以内には
どうなったかの連絡が入ります。
今回の場合は
不具合事象を補修するに当たって
かなり大掛かりになる可能性が有ったので
一度詳細検査として
一部を剥がして見た方が良いと考えていました。
経年劣化ではなく
明らかに
工務店の知識不足から起きている不具合なのです。
なので早く
相手方の工務店の出方が知りたかったのです。
かと言って
こちらから依頼者へ連絡するのは
少し躊躇しましたが
2か月も経っても何の音沙汰が無いので
思い切って連絡を取って見ました。
連絡をした結果
相手方工務店に
詳細調査を実施して
補修する様に文章を出したにも拘らず
相手側の工務店からの対応が何も無いとの事。
この様な場合は
ご依頼者が本気度を相手側工務店に見せないと
のらりくらり的な対応を
して来るのだろうなぁ~と思います。
本気度とは
結局
ご依頼者が弁護士を立てて対応しないと
動かないと考えられます。
果たしてどうされるのか?
弁護士を立てた時の費用対効果を考えた場合
「泣き寝入り」を選ぶ方が多いのかな?
選ぶと言うのは少し語弊が有るのかな?
つまり
現状のまま何も動かない!
という事です。
不具合事象が
完全に出現してからでは遅いのになぁ~!
補修の費用が高額な見積が出た時に
弁護士を立ててもねぇ~・・・・。
ってヤキモキしても仕方が無い事ですけどね!
今回の場合は
結局
あやふやのままで終わりそうです!
何か不完全燃焼しそうです! (´;ω;`)ウッ…
という事で
今回のお話は、参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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