2022/06/07
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り(又は後悔)しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<不具合事象の原因追及の為に?>についてお話をします。
今日のお話は
契約前の「住宅診断」よりも
結果的には契約後の不具合事象が
発覚してからの相談が多いという事は
今迄の様に
「住宅診断」の普及活動をするよりも
契約後に不具合事象が発覚した物件に
スムーズに対応出来る体制作りが必要と考えました!
では
どの様な体制作りにするか・・・・?って考えても
やはり
今迄の電話相談だけで十分なのかな?(笑)
まあ強いて言うなら
電話相談後に
調査に来て欲しいのか?
又は
愚痴を言いたいだけなのかを
先に
どちらなのかを伝えて欲しいですね!(笑)
慈善事業ではないので・・・・! キッパリ!
調査に来て欲しいと言われた方の場合で
実際に有ったお話をしますと
相談内容は
それなりの不具合でしたが
電話相談の聞き取りで
それ以外に気になった箇所が合った場合は
不具合事象のチェックした後に
その気になった箇所をついでにチェックします。
結果的には
そちらの方が
問題が大きかったりする事も有ります。
これは何が言いたいかと言うと
不具合事象の状況を
こちらが判断出来る方向で質問しますので
それに的確に答えて頂ければ
半分以上は
電話相談だけで
見に行かなくても原因が分かります。
それでも分からない場合は
こちらが思っている事以外の原因が
隠されている可能性が有ると考えますので
調査が必要ですね!
しかし
いざ調査に行く事になると
どうしても費用がかかるので
躊躇される方が多いです!
こればかりはどうにもできませんね!
経験上で話をすると
何か有るかもと思って要調査ですね!と伝えて
実際に調査を実施した場合は
ほぼ100%不具合が発覚して
または
要詳細調査になります!
なので
不具合事象の原因を探る為には
こちらが質問する事に
的確にお答えをして下さいね!
今日の纏めとして
既存住宅は勿論の事ですが
新築分譲住宅を契約する前に
「住宅診断」を実施していれば
インスペクターにもよりますが
厄介な不具合を抱え込む確率は減少すると考えますよ!
しかしもう
「住宅診断」の普及活動はしませんので
自分で判断してみて下さいね!
という事で
今日のお話は、お終い!
◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊
「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊