2022/08/27
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます！
今回は、＜注文住宅を依頼する前に決める事として！＞についてお話をします。
今日のお話は
今から注文住宅を建てようとしている人で
何故
省エネ基準義務化に関して
関心を寄せないのかについてのお話をします。
今現在
注文住宅のプラン作成及び確認申請業務を
工務店から受けています。
がしかし残念ながら
注文主と直接プランの打合せは出来ません。
この工務店には
２０２５年の省エネ義務化や
２０３０年のＺＥＨ基準が
義務化になる予定の事を伝えています。
なので
２０３０年のＺＥＨ基準の断熱仕様しませんか？
って言うのですが
予算が厳しいから
２０２５年の省エネ義務化基準までは考えているとの事。
取り敢えずは
最低限の事は考えているようですが
お施主さんに対しては
２０３０年のＺＥＨ基準の話まではしないそうです。
何故しないのか・・・・？
理由は
工務店が善意でＺＥＨ基準の事を伝えて
お施主さんが
ＺＥＨ基準にした場合の
追加見積を出してくれと言われて提出したら
それを追加無しでして欲しいと言われて
サービスせざるを得なかったそうです。
それ以来からは
お施主さんの方から言われない限り
ＺＥＨ基準のお話はしないそうです。
まぁ
工務店としては
高断熱・高気密住宅を
前面に出しての工務店ではないので
善意で伝えた事が
目先の利益の減少につながる可能性が有れば
言わないですよね！
つまり
お施主さん自身から
省エネ基準やＺＥＨ基準のお話をしなければ
知らずに知らずに
自分が住む住宅の性能が
最低限の性能になっているという事を
後から気が付いて
後悔する事になりかねませんよ！
今日の纏めとして
注文住宅を何処かの工務店に依頼する前に
自分の住む家の４つの性能を決めてから
依頼する方が良いと思いますよ！
■４つの性能とは
①耐久性能
②耐震性能
③温熱性能（省エネ基準に直接係る性能）
④気密性能
という事で
今日のお話は、参考になったでしょうか？
今回は、これで終わります。
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「Y＆Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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