2022/09/24
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り(又は後悔)しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<住宅診断を実施しているからこそ分かる事は?>についてお話をします。
今日のお話は
「住宅診断」を実施しているから
言える事をお話します。
最初に
既存住宅に関してのお話をします。
2000年以前の既存住宅を購入する場合は
必ず
床・壁の詳細な傾斜計測をしましょう!
築古(2000年以前)の既存住宅は
この事だけでも良いと思うぐらいです。
床・壁の傾斜に不具合が確認されなければ
ほぼ100%既存住宅瑕疵保険に加入出来ます。
今後は
余程の大きな地震や自然災害が無い限りは
不同沈下の可能性は大変小さいと考えられます。
既存瑕疵保険に加入出来れば
下記資料①の
保険の対象となる部分の内
「雨水の浸入を防止する部分」
つまり雨漏りに関しては
被害が免責金額以上で有れば保険が降りて
保険で被害を補修する事が出来るかな?
ただし
「構造耐力上主要な部分」に関しては
既存住宅の場合は特に
被害を証明する事が難しいので
保険を期待しても無理と考えた方が無難ですね!
なので
既存住宅の場合は
床・壁の詳細な計測を実施して
建物の傾斜傾向を事前に知って置く事が大切なのです。
この事は
Y&Y住宅検査が「住宅診断」を実施して
目視の範囲で不具合事象の原因迄を調査するから言えるのです!
ここが大きなポイントですよ!
この事を
他のインスペクターや建築士は言わないですね!
何故ならば
その建物の建物状況調査しかしないからです。
建物状況調査とは
何処そこの基礎に
判定基準以上のひび割れが1か所有りますとか
何処そこの床に
判定基準以上の傾斜が有りますしか
報告書にアップしません!
その判定基準以上の
不具合の原因とか関連性などは
何一つ調べる必要が有りませんから
インスペクターも進歩しませんね!
今日の纏めとして
「建物状況調査」的なインスペクション
しか実施しないインスペクターは
床・壁の詳細な計測を実施して
建物の傾斜傾向を事前に知って置く事が大切なのです。
という事が理解出来ていません!
ゆえに
「住宅診断」を実施できるインスペクターに
インスペクションを依頼しなければならないのです!
という事で
今日のお話は、参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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