2022/10/02
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<サッシの先張り防水シートは もう古い?>についてお話をします。
今日のお話は
サッシの先張り防水シートのお話をします。
普通に考えて見て
先張り防水シートだから
下記資料①の
先張り防水専用のシートを張るものだと考えていました。
がしかし
古い頭の先入観からの発想でした! (笑)
前回のブログの話の続きで
中間検査の時に目に入ったのが
下記写真①です。
最初に
上記写真①を見て
何これ?って感じで現場監督に確認しました。
成形品を使用する時は
下記写真②の様に入隅に使用すると思っていたのです。
あくまでも
先張り防水シートは必須と思っていたのですが・・・・。
事務所に帰って調べてみると
下記資料②の様に
一体成形カバータイプが有りました。
まぁ
先張り防水シートをしない施工方法は
何か心もとない様な気がするのは
ただ単に
知識不足なのでしょうね! ☜ 負け惜しみ・・・・(笑)
一体成形品を使用しない場合は
入隅部分の防水テープ貼りが重要になって来ますね!
下記写真③は
入隅部分に防水テープを貼った事例です。
上記写真③を見てみると
入隅部分は
既製品の一体成型品が安心感が有りますね!
今日の纏めとして
昨今の大雨時は度を越していますから
この自然環境(大雨)から家を守る為には
サッシ廻りの防水対策は避けて通れません!
費用及び手間が掛かっても
サッシ廻りには
先張り防水シートは必須と考えて下さいね!
今回紹介した様に
一体成形品が有りますので
費用が掛かっても採用する事をお勧めします。
家を建てる方は
工務店に良く確認して見て下さい!
今でも
先張り防水シートの施工をしない工務店は
大変多いですよ!
という事で
今日のお話は、参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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