2022/11/16
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<新築・築浅住宅購入には床下漏気調査は必須!>についてお話をします。
今日のお話は
新築分譲住宅を
購入された方の為のお話をします。
下記写真①は
フォグマシーンからスモークを噴き出している写真です。
このフォグマシーンが使用されるシーンは
結婚式場などで新郎新婦が入場される時とか
舞台演出の為に使用されていますが
このフォグマシーンを
床下に入れてスモークを噴出させる事と同時に
キッチンの換気扇を回して
室内を負圧にする事で
床にすき間などが有れば
そのすき間から
スモークが室内に入って来る事で
すき間の場所の特定する事が出来ます。
冬期の
冷たい外気が床下から室内に
入る事で影響を及ぼしている例として
キッチンに立って
料理をされている主婦の方が
足元が良く冷えるという事を聞きませんか?
それと
社会問題?にもなっているヒートショックは
暖房が効いている居室から
特にお風呂に入る時に
洗面脱衣室の室温が冷えている事が
ヒートショックの原因の一つと言われているのを
聞いた事が有りませんか?
問題の大きな根本は
住宅自体の温熱性能が低い事が原因なのですが
少しでも
ヒートショックの原因を減少させる為に
洗面脱衣室及び浴室の
床下のすき間を無くす事で
床下から室内に入る外気を止める事が
良いと考えられています。
この事を
ただ単に口で説明しても
分譲住宅の買主は
実感が全然湧きません!
その為に
このフォグマシーンによる床下からの外気が
何処から室内に入って来るのかを
実際に
見て頂く事で実感が湧くのではないでしょうか!
実感を
体験してもらう為に
室内に入るスモークを見せる事が
私共の仕事と考えています。
床下の外気が
実際に室内に入って来ている事が分かれば
次は
そのすき間を塞ぎたくなると思いませんか?
そこで登場するのが
買主のご主人様です。
ご主人様が
自ら床下に入ってすき間を塞ぐ
リカバリー補修を実施すれば
材料費だけでリカバリー補修が安く出来ます。
どうですか?
因みに
リカバリー補修に使用する材料は
下記資料①の気密テープ
下記資料②の一液性の発泡ウレタン
このどちらも
少し大きな日曜大工店に行けば
メーカーが違うかもしれませんが
置いていますので
気の済むまで
すき間を塞いで頂ければと思います。
如何ですか?
簡単に床下の
すき間塞ぎのリカバリー工補修は出来ますよ!
今日の纏めとして
新築分譲住宅とか
温熱性能をキチンと謳っていない注文住宅で有れば
是非
Y&Y設計事務所が実施する
フォグマシーンを利用した
床下の漏気調査を実施して
室内に入るスモークを体験して(見て)みませんか?
Y&Y設計事務所では
床下漏気調査を実施する事で
床下からの漏気を塞ぐ事を応援しています!
という事で
今日のお話は
新築分譲住宅を購入されたら
是非、床下漏気調査を実施しませんか?
と言うお話でした。
参考になったでしょうか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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