Y&Y設計事務所
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母屋継手近くには小屋束が必要ですよ!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<母屋継手近くには小屋束が必要ですよ!>についてお話をします。

今日のお話は

築年数が古い既存住宅のお話をします。

 

結論を先に言います。

「住宅ローン減税」の云々に関係無しに

 

必ず

小屋裏・床下に入っての

「住宅診断」を実施しましょう!と言うお話???

 

1982年(昭和57年)以降に建築された

既存住宅を購入する場合は

 

既存住宅瑕疵保険に加入しなくても

今は「住宅ローン減税」は受けられる様になりました。

 

つまり

既存住宅瑕疵保険に加入する為の

最小限のインスペクションを受けなくてもOKなのです!

 

この最小限のインスペクションと書きましたが

天井点検口から覗く範囲の検査も無しでOKという事です。

 

実際の問題として

例えば

下記写真①~③の不具合事象が有ったとしても

小屋裏に入っての検査をしないから

「住宅ローン減税」が受けられます。

 

下記写真①を見て下さい。

 

この赤丸は

母屋の継手部分です。

 

この母屋の継手部分の

写真で見ると右側にほぞ穴が見えます。

 

【写真①】

 

 

【写真②】

 

上記写真②が

母屋に開けた小屋束用のほぞ穴の写真です。

 

下記写真③が

梁に開けた小屋束用のほぞ穴の写真です。

 

【写真③】

 

上記写真②、③には

写真①の母屋の継手が近くに有りますので

小屋束が無ければならない箇所です。

施工忘れなのか?

 

この状態で

何十年も事故が無かった事が不思議ですね!

 

「小屋裏に入っての調査」を実施しなければ

この様な不具合は見過ごされてしまいますよ!

 

 

今日の纏めとして

この不具合事象の例は

実際に有った事例なのですが

 

築古の既存住宅を購入しようとするエンドユーザーは

何故か「住宅診断」の必要性を感じていませんね!

 

本当に

不具合事象には無頓着の様に感じます!

 

せめて

このブログを読んだ方だけでも

「住宅診断」を実施して

 

既存住宅の安全性を確かめてから

購入されませんか?

 

という事で

今日のお話は

安全性を確かめてから

既存住宅を購入しましょう!と言うお話でした。

 

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、

もし不具合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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