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建物と車庫等の土間コンとのすき間は要注意!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<建物と車庫等の土間コンとのすき間は要注意!>についてお話をします。

今日のお話は

建物の廻りを見ただけで

不同沈下が分かるかも?のお話をします。

 

下記写真資料①を見て下さい!

建物と大きな犬走りとの取合いに

8㎜以上のすき間が開いていました。

 

【写真資料①】

 

上記建物を

実際に床の傾斜計測を実施した結果

8帖のDKで最大44㎜(10/1000)

床の高低差(傾斜)が確認されたのです。

 

下記写真①の場合は

建物と車庫土間との取合いに

5㎜以上のすき間が開いていました。

【写真①】

 

上記建物の場合は

実際に床の傾斜計測を実施した結果

キッチンで最大46㎜(13/1000)

床の高低差(傾斜)を確認しました。

 

この2件の

既存住宅の共通点

すき間反対側の隣地が2m前後低い状況でした。

 

この事から考えて見ると

 

建物と車庫の土間コンや

広い犬走りとの取合い部分に

すき間が確認された場合は

 

そのすき間の反対側の隣地が低ければ

不同沈下は確定と考えても良いですね!

 

なので契約前には

必ず床の精密な傾斜計測を実施しましょう!

 

 

今日の纏めとして

個人間売買の契約

契約不適合責任免責の既存住宅の場合は

 

契約後に

床に傾斜が有るが分かっても

誰も責任を取ってはくれませんから

 

上記の様な

建物と土間コン等の取合いに

すき間が有る場合は

 

床の傾斜がどの程度なのか?

精密な床の傾斜測定を実施して

 

その床傾斜の原因を特定すれば

購入するかどうかの判断基準になりますよ!

 

例え

上記写真の様なすき間が無かったとしても

 

契約する前には

「住宅診断」を実施する事をお勧めします!

 

という事で

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、

もし不具合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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