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布基礎の既存住宅は床下基礎表層等に要注意!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<布基礎の既存住宅は床下基礎表層等に要注意!>についてお話をします。

今日のお話は

既存住宅の

構造的な床下劣化事象についておの話をします。

 

「布基礎」の

既存住宅を検討されている人は

 

契約する前に

必ず「床下に入っての調査」を実施して下さいね!

 

特に

築年数が30年以上の場合は

 

下記写真資料①、②の様な

構造的な劣化不具合が有るかも知れません!

 

【写真資料①】

 

 

【写真資料②】

 

上記写真資料①、②現象を

簡単に説明すると

 

床下の土壌が

硫酸塩を含む土壌であった場合は

 

コンクリート基礎の表層

土壌に含まれていた硫酸塩の水分

 

毛細現象によって

基礎コンクリートの表層に

吸い上げられる事を繰り返される事で

硫酸ナトリウムが表層で濃縮され

 

その結晶が

基礎コンクリート表面に析出するメカニズムです。

 

結晶の成分の違いにより

「白色粉末状」になったり

「針状結晶」になったりします。

 

コンクリートの表面を表層剥離

束石にひび割れを発生させたりするのは

「針状結晶」の現象の方と考えますので

 

「針状結晶」が確認された場合は要注意ですよ!

 

 

今日の纏めとして

既存住宅の床下で

「針状結晶」が確認された場合は

 

基礎コンクリートの表層剥離

床束のひび割れなどの

 

コンクリート強度に関する劣化

詳しく調査する事が必要ですよ!

 

という事で

今日のお話は、参考になったでしょうか?

 

住宅に関する諸々の相談や

「住宅診断」の相談はY&Y設計事務所へ!

 

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、

もし不具合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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