2023/01/27
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<家を建てる・購入すると「泣き寝入り」する?>についてお話をします。
今日のお話は
「泣き寝入り」するしかないのかな?
のお話をします。
何に対して
「泣き寝入り」するかと言うと
自宅に
瑕疵事象が見つかったり
欠陥住宅だと分かっても
どうする事も出来ない場合が有ります。
つまり「泣き寝入り」です!
では
どの様な場合が想定されるかを
簡単にお話をしてみます。
たとえ話として
築10年未満の2階建て木造住宅で
お話をしてみます。
屋根断熱工法の2階の天井に
結露が大量に溜まって
室内に水滴が落ちてきた事の原因が
屋根通気の
施工不良と考えられる事から
工務店の
設計・施工ミスと判断したとしても
結露は
瑕疵保険では免責事項になるので
保険は適用されませんので
工務店が
費用を出して直さなくてはなりません。
その工務店に
補修依頼をしても
建築基準法違反ではないと高を括って
なかなか対応してくれません。
シビレを切らして
弁護士に相談して
弁護士料を支払って
弁護士に対応して貰っていると
その工務店が雲隠れしてしまったり
または
倒産してしまった場合は
家も直らない!
弁護士費用も帰って来ない!
踏んだり蹴ったりの
「泣き寝入り」になってしまうと言う
たとえ話です。
如何でしたか?
このブログで
お話をしたかった事は
①新築住宅の瑕疵保険が付保されているから
何の瑕疵でも保険で直せるとは限らない事。
②工務店の施工ミスと思っていても
弁護士費用などの費用を出せる余裕が無い場合。
③工務店が無くなった場合など。
上記の①~③が複雑に絡まった場合は
「泣き寝入り」になると思いませんか?
今日の纏めとして
上記の②の場合は
1月20日のブログに書きました
住宅紛争審査会の利用はメリットが有る? (yandykensa.com)
の様に「住宅紛争審査会」へ依頼する事も考えられますが
ブログの内容通りお勧めはしません!
では
他の良い方法が有るのか?
一つ言える事は
新築分譲住宅の場合は
Y&Y設計事務所が提唱する
「住宅診断」を契約前に依頼し
安心・納得して契約する事と
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」を実施する事ですね!
そうすれば
「泣き寝入り」が軽減できると考えます。
という事で
今日のお話は参考になりましたでしょうか?
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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