2023/02/07
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<既存住宅の断熱性能向上リノベ工事として!>についてお話をします。
今日のお話は
先進的窓リノベ事業のお話です。
当社が実施した
新築分譲住宅の「住宅診断」で
一番多い不具合事象は床下断熱欠損です。
この床下断熱欠損は
「住宅診断」の報告書に不具合事象項目にあげても
売主側は補修しようとはしません。
と言うか
どちらかと言うと
買主側が
売主側に言いくるめられて?
かどうか分かりませんが
床下断熱欠損をキチンと補修していない様です。
今迄であれば
少しくらい光熱費が上がってもと言っても
そもそも比べるものが無いので
あやふやな感じで済ませていたと思います。
がしかし
昨年から光熱費(ガス・電気)が高騰が始まり
何処まで上がるか分からないのが現状です。
その様な中で
「床下断熱欠損リカバリー補修」を
昨年からY&Y株式会社で始めました。
その一連として
先日
住宅省エネ2023キャンペーンの
事業者登録をして承認を受けましたので
住宅の断熱性能を向上させる為の
内窓設置の補助金申請が出来る様になりました。
つまり
当社に断熱性能向上の
リフォーム工事を依頼すれば
「床下断熱欠損リカバリー補修」と
補助金が受けられる「内窓設置」の二つで
光熱費を押さえる事が出来る様になります。
ここから本題に入ります。
住宅省エネ2023キャンペーンの
先進的窓リノベ事業を簡単に説明します。
■制度の目的
既存住宅における熱損失が大きい窓の
断熱性能を高めることにより
エネルギー価格高騰への対応
(冷暖房費負担の軽減)などが目的です。
■補助対象
高い断熱性能を持つ窓への改修する費用の
1/2相当を定額補助で上限が200万円です。
(住宅所有者等に全額還元)
下記資料①が
窓1箇所ごとの補助額になります。
下記資料②が
補助金申請に関わる対象期間です。
当社では
今から即対応できます!
今日の纏めとして
先進的窓リノベ事業は
2021年8月に作成された
脱炭素社会に向けた住宅・建築物における
省エネ対策等のあり方・進め方に関する
ロードマップの中に記載されている
既存住宅の省エネ改修の推進の為の
新たな政策の一つです。
この
先進的窓リノベ事業の
補助金の申し込みは
光熱費が高騰していますので
いくら
補正予算:1000億円で有っても
補助金予約の申し込みを早く
された方が良いと思われますよ!
という事で
先進的窓リノベ事業の
補助金申請のお話でしたが
参考になりましたでしょうか?
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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