2023/02/10
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます！
今回は、＜瑕疵保険が降りる降りないは保険法人次第？＞についてのお話をします。
今日のお話は
バルコニー天端笠木下地の納まりで
下記資料①の
外壁通気が取れる換気部材を使用しませんか？
と言うお話です。
何故
バルコニー笠木の話をするかと言うと
ある新築住宅の現場の
外部足場が外れた為に
バルコニー部分が見えたのでよく見てみると
そのバルコニー手すり天端下地が
下記写真①の様に
サイディング裏張り施工をしていたのです。
相変わらず
広島市内の場合は
この納まりが無くなりません。
以前のブログで
下記写真①の様な
サイディング裏張りを天端施工した方法は
下記資料②の
住宅保証機構の資料の様に
ハッキリとＮＧと書かれているので
止めませんか？って記載していたのです。
そのブログでは
この施工をして雨漏り事故が発生した場合は
単純に瑕疵保険は降りませんよ！
って書いていたのですが
この上記資料②を
この瑕疵保険法人に確認したところ
あくまでも
この様な施工はしない様に！と言う様な
注意喚起の為の資料だそうです。
つまり何と
瑕疵保険が降りる降りないの
ハッキリした線引きが無いとの事。
何か煮え切らないですが
そう言う事です！ (笑)
インスペクターの立場で
施工チェックする場合も
結局のところ
注意喚起でしか言えないのでしょうね！
今日の纏めとして
瑕疵保険法人の立場は
設計施工要領を厳密に検査・審査すると
お客さんが逃げてしまうのでしょうね！
しかし
その箇所で雨漏り事故が発生した場合は
瑕疵保険の保険金が降りたとしても
一番ストレスを感じるのは
その住宅のお施主さんになります！
なので
もう少し法的な規制が出来れば良いのにね！
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか？
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね！
今回は、これで終わります。
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「Y＆Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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