2023/03/10
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<気密リカバリーの必須アイテムとして!>についてお話をします。
今日のお話は
失敗談のお話になります。
内容的には
コンセント・スイッチから外気侵入を防ぐ為の
気密カバーのお話です。
3年ぐらい前
新築分譲住宅の
住宅診断の依頼者様からの相談で
コンセントから冷たい空気が入って来るけど
何か止める方法は無いか?って聞かれた事を
ふとっ今思い出したのです。
その当時は
頭の中には既存住宅の不同沈下の事しかなく
それ以外の
リフォーム工事に関して興味が無かったのです。 ☞ 自分本位ですね!(反省)
後付けで
コンセントに取付ける知識も無く
コンセントを設置する時に
同時に気密カバーを設置しないと
無理だと思います!
って伝えた事も一緒に
何故か?ふと思い出したのです。
今思えば
恥ずかしいばかりで申し訳ない思いでいっぱいです。
昨年の後半になる前迄は
頑なに「第三者性」を遵守する事ばかりを考えていて
リフォーム工事に関する相談が有っても
リフォーム業者も紹介しない徹底ぶりでした。
しかし昨年後半から
2025年からの省エネ基準の義務化や
戦争による光熱費の高騰で
床下断熱欠損リカバリーを
本気で進めて行かないといけないと
思い立ったのです。
それからは
断熱性能と同時に気密性能にも
重点を置くようになったので
この様な
コンセントの気密カバーの知識も
自ずと覚えて行きました。
私の強みとして
住宅診断を実施しているからこそ
床下の断熱欠損の不具合状況が良く分かります!
なので
私が今出来る事と言えば
床下の断熱欠損リカバリーや
省エネに関する
お手伝いだと気が付いたのです。
それに伴うお手伝いとして
コンセント・スイッチの気密カバーの取付や
補助金を使った「先進的窓リノベ」の普及です!
少し遅かりし感はぬぐえませんが・・・・。
今日の纏めとして
昨年前半頃迄は
「住宅診断」を実施して
不具合箇所を指摘して終わりと考えていました。
でも今では
積極的に断熱欠損に関しては
必ず直しましょう!って言うようにする事で
依頼者様には
見えない光熱費の負担を
少しでも軽減できたらいいなぁ!
と考えて活動をしています。
今後は
色々な補助金に関しても
知識を増やして行こうと考えています!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊
「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊