2023/05/14
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<敷地が小さくてもプランは出来ますけど!>についてお話をします。
今日のお話は
ちっさな分譲住宅プランのお話です。
最近は何故か
小さなプランを作成する事が増えて来ています。
ほぼ
その後の確認申請業務までは届きません。 (´;ω;`)ウッ…
つまり
プランをして終わりってやつです。
まぁ
予算有りきなので
敷地も建物も小さくなってしまうのでしょうね!
下記図面は
今までプランを作成した中で
一番小さな約23坪のプランです。
このプランの場合は
ドライルーム又はドライスペースの
約3帖の広さは到底取れませんでした。
ただ単に
どの様なプランが出来るかを
売主側が知りたかったのでしょうね!
2階の
プラン計画で難しかったのは
片持ちで持ち出すプランにしないと
居室の面積が取れなかった事ですね!
片持ちプランにすると
どうして直下率が下がってしまいます。
上記直下率計算の結果は
耐力壁の直下率が57.14%
柱の直下率が60.53%で
何とか数値的にはクリアしましたが
剛心と偏心を合わせるのが
難しかったですね!
建物が小さいので
持ち出し部分以外の
構造区画(梁両端を柱で支える)は
案外プラン作成は楽でした。
上記外観パースの様に
南の屋根面には太陽光発電が設置できる様に
屋根形状は考えています。
今日の纏めとして
プランを考えるのは
それなりに敷地に合わせて作成しますが
やはり
仕事に繋がるプラン作成で有って欲しいですね!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
新築住宅の「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
不具合事象が起きない様な
プラン作成をしますので
買主側のクレームが気になる売主の方は
ご一報くださいね!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く
詳細な住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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