2023/05/27
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<住宅購入前には確認図面チェックは必須です!>についてお話をします。
今日のお話は
新築分譲住宅を購入する
又は注文住宅を請負契約する前に
実行すべき事をお話します。
2025年省エネ基準では
6地域でUA値が0.87以下(等級4)が決定し
2030年省エネ基準では
UA値が0.60以下(等級5)になると言われています。
下記資料①は
上記の事を説明した資料になります。
因みに
既にフラット35Sの金利Aプランなどにおいては
UA値が
0.60以下(等級5)の仕様になっています。
しかし現実的に
残念ながら二つの問題が有ります。
一つは
フラット35Sの木造住宅工事仕様書に
遵守した施工をしているかどうか?の
現場検査を実施する
公的な検査機関が有りません。
もう一つは
仮にUA値の基準の断熱性能を
満たしていたとしても
気密性能が取れていなければ
室温が断熱性能通りに
発揮する事は出来ません。
すき間から
幾らでも室内に外気が
入って来る様であれば
等級6の
施工をしても意味が有りません。
何が言いたいかと言うと
断熱性能を机上計算通り発揮させるには
最低でも
フラット35Sの工事仕様書通りに
施行しているかどうかの現場検査は必須ですね!
それと
気密性能に関しては
国土交通省も住宅金融支援機構も
何も規定を定めた数値を出していません。
なので
注文住宅であれば
C値を最低でも1.0以下になる様に
工務店に気密テストを実施して
数値を遵守する様に依頼しましょう!
新築分譲住宅の場合は
契約前に
気密テストを実施しているか?
又はC値が1.0以下かどうかを確認しましょう!
特に
注文住宅であれば
「新築各工程検査」と
「プラン思い込み図面チェック」を
インスペクターに依頼して
施工ミスや思い違いを無くしませんか?
新築分譲住宅の場合は
契約する前に
最小限
「確認申請図面のチェック」して
建物が
その図面通りの仕様で施工されているかを
インスペクターに依頼しませんか?
今日の纏めとして
施工費や光熱費の高騰する中で
住宅を考えているのであれば
最低限
上記の
「新築各工程検査」と
「プラン思い込み図面チェック」や
「確認申請図面のチェック」を依頼しましょう!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
新築住宅の「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
入居後の不具合事象に関する電話相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く
詳細な住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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