2023/06/27
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます！
今回は、＜「２０２５年問題」が有っても自宅が欲しい？＞についてお話をします。
今日のお話は
「２０２５年問題」のお話です。
今迄
このブログに２０２５年と言えば
２０２５年省エネ基準の事で
ＵＡ値が０.８７以下になる事などを
何回もアップしていました。
今日の
「２０２５年問題」とは
住宅業界も含めたもっと大きな問題です。
それでも
家を建てますか？購入しますか？
って言う様な内容になりそうですね！
では始めます
住宅業界だけに目を向ければ
一言で言えば労働者不足です。
木造住宅が
主流の日本において
先ずは
大工工事をする大工さんが
完全に不足しています。
どうにか
プレカット工法が普及しているので
昔の「宮大工」の様な
技能・技術・知識は
必要無くなって来ていますが
それでも
大工をしようと考える若者が
少なくなっていますね！
この
大工不足に拍車を掛けているのが
キツイ労働環境に対する賃金です！
今の日本の場合
住宅業界の職人に対する賃金は
どの業界も一緒だと思いますが安いです。
特に
新型コロナの問題や
ウクライナとロシアの戦争が
建設費用を
高騰させる原因を作っています。
建設費の中の
材料費が高騰しているので
建設費用を落とす為に
職人の手間賃がカットされ易いですね！
と言っても
賃金を下げ続ければ職人がいなくなり
家が建てられなくなります。
もし
この悪循環のまま
２０２５年に突入して行った場合
果たして
良い職人が残っているのかな？
ここから本題に入ります。
住宅の
建設費高騰と労働者不足が
「２０２５年問題」に向けて
注文住宅を建てようと考えている方は
何に注意すれば良いでしょうか？
お金に余裕が無い人は
無理してまで
家を建てるな・購入するな！
って言う時代に突入なのかな？
２０５０年の
脱炭素社会だけを
考えて家を建てるのであれば
今迄の
ブログにアップしている４つの性能に
気を付けて建てれば良いですが
「２０２５年問題」を考えると
全く違う問題が出て来ます。
「２０２５年問題」の一番大きな問題は
約３人に１人が
６５歳以上の超高齢化社会に突入する事です。
この事で
社会保険料負担増が予想されます。
その為に
人口の割合が少ない若者世代が
負担しなければならない
社会保障費が増額して行きます。
その様な
時代に突入しますので
建設費高騰と労働者不足が原因で
工務店やハウスメーカーが
淘汰される可能性が大きいと考えます。
この様な経済状況の中でも
家を建てる・購入する余裕が有る方は
工務店やハウスメーカー選びが
最も重要になって来ますので
慎重に選んで下さいね！
今後は
大工工事以外の職種には
職人気質ではない
外国人労働者が増える可能性が大きいので
気にされる方は
契約前に
工務店またはハウスメーカーに
確認する事をお勧めします！
今日の纏めとして
イキナリ
お金に余裕が無い人は
無理してまで
家を建てるな・購入するな！
と言うキツイ言い方ですが
それでも
家を建てる・購入するのであれば
せめて
注文住宅を建てるのであれば
「新築各工程検査」を依頼し
既存住宅を購入するのであれば
「住宅診断」を依頼しませんか？
という事で
今日のお話は
いつもと違う流れになりましたね！
Ｙ＆Ｙ設計事務所は
新築住宅の「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか？
依頼する事で
少しでも不安（泣き寝入り）を少なくしませんか？
勿論
入居後の不具合事象に関する電話相談もＯＫですよ！
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね！
今回は、これで終わります。
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「Y＆Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く
詳細な住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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