2023/08/04
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます！
今回は、＜敷地のＣＢ擁壁には要注意ですよ！＞についてお話をします。
今日のお話は
擁壁土留めのお話をします。
先日
知り合いの工務店の人から
プランについて相談が有りました。
その時の相談内容は
スキップフロアーの件でしたが
相談内容と全然関係の無い
擁壁土留めの件に話題が移りました。
建てる場所が
東区役所管轄だったので
擁壁土留めブロックは２段まではＯＫだけど
区役所によっては
２段でもＮＧの場合が有る事をお話をしました。
打合せをしていた敷地の写真を見て
どう見てもコンクリートブロックであれば
３段以上は積んでいるように見えたので
区役所に
事前に確認（相談）した方が良いよ！って言った後に
藪蛇になるかも知れないから
相談に行く前に
売主側にコンクリート擁壁にやり替えないと
確認申請が降りない事を
伝えた方が良いと伝えました。
実際の話
隣地側にコンクリートブロック擁壁が
設置されていたので
逃げ道に
なるか分からないのですが
コンクリートブロック擁壁部分だけを
敷地分割する案を
お話をさせて頂きました。
ただし
正規のやり方ではないので
確認申請が通ったとしても
後から
揉める種になるかどうかを
よく打ち合わせをしてから
実行に移す様に念を押しました！
下記写真①は
５段のコンクリートブロック擁壁で
確認申請を提出してＮＧだった物件の写真です。
この新築分譲住宅の
確認申請を提出する前に
ＣＢ擁壁部分を
敷地分割をしておけば
恐らく
確認申請が降りていたのかな？
まぁ
一度実際にやって見ないと分からないけどね！
この物件の
ＣＢ擁壁が原因で
確認申請が降ろしてくれなかった理由は
建物を建てる為の
敷地の安全性が確保出来ないから
と言う理由でした。
がしかし
同じ敷地の違う面側は
玉石積み擁壁で２ｍ以上の高低差が有ったのに
崖条例の規定で
３０度ラインまで鋼管杭を打つという事で
許可が降りています。
それなのに
１ｍの高低差しか無いＣＢ擁壁側に
玉石擁壁側と同じ様に鋼管杭を打つから
ＯＫにして欲しいと言っても
通りませんでした。
敷地の
安全性をいうのであれば
ＣＢ擁壁側に３０度ラインまで
鋼管杭を打った方が安全と思うのですが・・・・。
それを
役所は許可をしないという考え方は
ただの
道理が理解できないただの石頭なのか？
今日の纏めとして
話が反れましたが
ＣＢ擁壁の敷地は要注意ですよ！
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか？
Ｙ＆Ｙ設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ！
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「新築各工程検査」や
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費用対効果の事も考えて依頼してみませんか？
依頼する事で
少しでも不安（泣き寝入り）を少なくしませんか？
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もＯＫですよ！
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね！
今回は、これで終わります。
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ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
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ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
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