2023/08/23
「住宅診断」を数多く実施して
不具合事象の原因追求をして来たから分かる
施工未済や施工不良 そして自然の力など
インスペクターから見た住宅設計とは・・・
「泣き寝入り」や「後悔」しない為に
住宅プラン作成の応援をして行きます!
今回は、<基礎貫通部分のすき間には要注意ですよ!>についてお話をします。
今日のお話は
床下基礎貫通部分のお話です。
新築分譲住宅の購入を考えている方は
要注意チェック箇所ですからね!
床下に入っての
「住宅診断」を実施すると
やはりまだまだ
下記写真①,②の様に
基礎貫通部分のすき間に
何も
処理されていない建物が多いですね!
上記写真①の場合は
外部の光が見える程です。
これではシロアリに
ここから入って下さいね!と
言っている様なものですね。(笑)
上記写真②は
床下底盤の配管用スリーブに
排水管を通している写真ですが
スリーブと配管廻りのすき間が
何も処理されていな写真です。
上記写真①、②の
配管廻りのすき間を
フラット35Sの
木造工事仕様書にも記載されている様に
シロアリの侵入を防ぐ為に
防蟻性の有る材料ですき間を
塞ぐ様に記載されています。
なので
下記写真③の様に塞ぎませんか?
因みに
防蟻性の有る材料にも
色々有りますが
やはり
人体に悪い影響が無く
殆ど有効性が減少しない
下記資料①の
ホウ酸を使用した材料がお勧めですね!
今日の纏めとして
特に新築分譲住宅では
上記写真①、②の様に
基礎を貫通している
配管廻りのすき間や水抜き穴の処理を
殆どの建物では
何も処理されていません。
もし
新築分譲住宅の購入を考えている方は
是非
住宅診断を実施して不具合箇所を
補修して貰いませんか?
一般的なインスペクターの方は
上記内容の不具合事象を
取り上げる事はしないと思いますので
事前に
インスペクターには
基礎貫通部分や水抜き穴の不具合を
必ずチェックして貰う様に依頼しましょう!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く
詳細な住宅診断とは、
ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、
もし不具合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不具合事象が無い事で安心。
納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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