2023/09/08
今回は、<修繕費用が高くならない為には予防が大切!>についてお話をします。
今日のお話は
自宅の定期点検(アフター定期点検)と予防のお話です。
注文住宅の場合は
大体2年間の保証期間を
設けている工務店が多いと思います。
この2年間の保証期間の中で
3ヶ月か6ヶ月点検のどちらかと
12ヶ月点検と24ヶ月点検の計3回は
定期点検が実施されると思います。
注文住宅と比べて
新築分譲住宅の場合は
殆どの売主は定期点検を実施する事はせずに
下記資料①、②の
保証基準などを渡して
買主が不具合に気が付いたら
連絡をするという形が多いと思います。
以前のブログでは
注文住宅の場合は
定期点検(アフター定期点検)が来るまでに
不具合事項などを
自分で建物をチェックして纏めておきましょう!
新築分譲住宅の場合は
定期点検(アフター定期点検)が無いので
自分で2年間の内で
注文住宅の様に自分で期日を決めて
不具合事象を纏めて
補修依頼をしませんか?と言う内容でした。
今回の場合は
上記の定期点検(アフター定期点検)にプラスして
自分で不具合事象を予防をしませんか?
と言う提案です。
定期点検(アフター定期点検)となれば
やはり建築士などの建物の事を知っている人が
点検しないと分からない場合が有りますが
ここでの予防と言うのは誰もが出来る事です。
例えば
①サッシ敷居の清掃や
②外壁などに蜘蛛の巣が付いていたら取り除く事や
③建物の廻り近くに物を沢山物を置かない事とかの
ほんのチョットした事を気を付ける事で
予防する事になります。
この予防をする事の
メリットを簡単の説明すると
上記の3項目で言えば
①サッシ敷居の清掃をしなければ
網戸のコロが動かなくなり
無理して動かそうとする事で
網戸を壊したりしてしまいます。
②外壁などに蜘蛛の巣が付いていたら取り除かなければ
外壁の劣化のスピードが速くなったり
雨漏りの原因になったりします。
③建物の廻り近くに物を沢山物を置くと
床下の換気を妨げになり
床下の湿気が高くなって構造材の腐朽に繋がり
シロアリの侵入も見つけ難くなったりします。
如何でしたか?
少しは予防をしてみようと
思ってくれましたでしょうか?
今日の纏めとして
人生最大の買い物である
自宅を購入されたのであれば
一日でも長く快適に
その家に住みたいと思いませんか?
定期的な
外壁塗替え等のメンテナンス時に
余分な修繕費用が突発的に発生する事なども
建物の予防をする事で防げると考えます!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。