2023/09/14
今回は、<冬期のヒートショックの原因の一つとして!>についてお話をします。
今日のお話は
ユニットバス天井裏のお話です。
新築分譲住宅の契約をする前に
是非一度
ユニットバス天井点検口から
天井裏廻りを覗いて見て下さい。
もし
その建物が
「フラット35S」とか
「省令準耐火構造」でなかった場合は
ユニットバス天井点検口から洗面所側の壁を見ると
下記写真①の様に
大きな穴が開いている事が意外と多いですね!
この場合は
必ず洗面脱衣室に有る床下点検口から
ユニットバス側を覗いて見て下さい!
もし
床下点検口から
ユニットバス側を覗いてみて
下記写真②の様に
基礎断熱材が無かった場合は要注意ですよ!
何が要注意かと言いますと
上記写真②の様に
基礎断熱材で人通口を塞いでいなかった場合は
特に冬期の冷たい外気が
この人通口の穴から
ユニットバスと壁とのすき間を通って
1階天井裏へ入って来ます。
これが原因で
室内が暖まり難くなりますね!
その中で一番問題なのは
上記写真①の大きな穴は
洗面脱衣室に分電盤を取付けている裏側なのです。
つまり
この大きな穴から洗面脱衣室の室内に
床下からの冷たい空気が入って来ます。
冬期に
洗面脱衣室やユニットバスで気を付けたい事は
ヒートショックによる
体調不良を起こさない事ですが
上記写真①の様に
大きな穴から壁に設置している
分電盤廻りのすき間を通って
外気が侵入する事が
ヒートショックの原因の一つですよ!
今日の纏めとして
新築分譲住宅を購入する前に
必ず
上記写真部分をチェックして見て下さい。
もし自分で
確認出来なかった場合は
知り合いの建築士やホームインスペクターに
依頼して検査して貰いましょう!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。