2023/10/12
今回は、<高気密住宅あれば気密測定は一発合格で!>についてお話をします。
今日のお話は
玄関框のキソパッキンは
すき間が無い様に
施工しましょうというお話です。
床断熱工法の場合に
気密キソパッキンを使用する場所は
ユニットバス下の基礎断熱立上り部分と
玄関上がり框下の基礎天端部分です。
つまり
外気を入れたくない箇所に使用します。
その他の外周は
通気キソパッキンを使用し
外気を床下に通して
床下に湿気を滞留させないようにします。
しかし
下記写真①の様に
折角気密キソパッキンを設置しているのに
その
気密キソパッキン同士の取合い部分に
写真の様に
大きなすき間が有っては
気密キソパッキンの意味が無くなります。
このすき間を潰す方法を間違えると
玄関の場合は
いつも玄関ホールが寒いとか
洗面脱衣室が寒い状況を作ってしまいます。
なので
気密キソパッキンのすき間を潰す方法で
気密テープで塞ぐ場合が有りますが
この方法は一時的は良くても
必ず時間の経過と共に
テープが剥げて行きますので
必ず
吹付け発泡ウレタンか
コーキングですき間を塞ぎましょう!
下記写真②の様に
気密測定を実施した場合ですき間が有る為に
数値が良くならない場合が有ります。
今回行った
気密測定でも数値が良くならず
その原因を色々と探した結果
上記写真①の様に
玄関框の下側の気密キソパッキンに
大きなすき間が有る事を突き止めたのです。
なので
高気密住宅を謳うのであれば
気密測定も一発でクリアして下さいね!
必ず気密キソパッキンを使用する箇所の
気密施工は念入りにして下さい。
今日の纏めとして
ユニットバス下の基礎断熱部分や
玄関上がり框下部分の気密キソパッキンの
気密施工には要注意ですよ!
という事で
今日のお話は如何でしたでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
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今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
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トータル32日目
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