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C値1.0㎠/㎡以下とすき間風の関係として!

今回は、<C値1.0㎠/㎡以下とすき間風の関係として!>についてお話をします。

今日のお話は

気密測定結果とすき間風速のお話です。

 

先日立会させて頂いた

新築住宅の気密測定の結果はC値0.9㎠/㎡でした。

 

目標にしていたC値は

1.0㎠/㎡でしたので目標値はクリアしていました。

 

ここで問題なのが

各箇所からのすき間風です。

 

下記写真①は

掃出しサッシのサッシ枠下部分のすき間

風速が0.31m/sだった写真です。

 

【写真①】

 

 

上記写真①の

サッシのすき間はサッシメーカーによっては

現地での調整が必要になる場合とか

調整しなくても良いメーカーも有るそうです。

 

メーカー名は言えませんが・・・・。(笑)

 

なので

この場合も調整をすれば直るのかな?

この大きさ以外の掃出しサッシは問題無かったです。

 

 

下記写真②は

床下点検口廻りからのすき間

風速が0.66m/sだった写真です。

 

【写真②】

 

 

原因は

この大手ハウスメーカーの標準は

高断熱・高気密を謳っている住宅にも関わらず

高気密型かつ高断熱の床下点検口を

採用していなかったのです!

 

断熱ラインは確保していても

気密ラインが連続していませんね! 

 

下記写真③は

ガスコンセントからのすき間

風速が0.83m/sだった写真です。

 

【写真③】

 

 

このガスコンセントからの

すき間風の原因は何なのか?

 

壁の気密シート(気密ライン)の室内側に

ガスコンセントを取付けているので

 

原因は

床の気密ラインを

ガス管を通す為の貫通させた穴と

ガス管との取合い部分の隙間を

キチンと塞いでいない事が原因かな?

床断熱工法なので!

 

 

一番問題と思うのは

写真は撮れなかったのですが

 

2階間仕切壁上部に

電気の配線が出たままの所から

風速が最大1.65m/sを計測しました。

 

間仕切り壁上部は

気流止めはシッカリしている?ので

 

この漏気の原因が

何なのか想像が付きません。

 

 

今日の纏めとして

私見になりますが

C値目標を1.0㎠/㎡にしたとしても

 

足元に

風速0.15m/s以上のすき間風が有れば

寒さを感じてしまう住宅になるのかな?

 

この事を考えれば

一般的な住宅の場合でも

床合板同士の取合いに

気密テープを貼るのではなくて

 

下記写真④の様に

床合板を張る前の

床断熱材と土台等の取合いに

気密テープを貼る事だけでも

床下からの漏気には有効と考えます。

 

【写真④】

 

 

という事で

今日のお話は参考になったでしょうか?

 

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今回は、これで終わります。

 

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