2023/11/12
今回は、<小屋裏を見れば工務店のレベルが窺えますね!>についてお話をします。
今日のお話は
小屋裏に入っての検査のお話です。
下記写真①は
最近実施した新築住宅の
小屋裏点検口廻りの写真です。
上記写真①を見て
皆さんはどの様に思われましたか?
小屋裏を検査する者にとっても
小屋裏を何かのメンテナンスをする業者にとっても
先ず小屋裏に入って
小屋裏全体が見渡せる足場(床部分)が有る事は
大変嬉しいと思います。
特に
屋根勾配が少ない小屋裏の場合は
小屋裏に入る事はほぼ出来ません。
上記写真①の様な足場(床部分)が有れば
そこに腹ばいになって入れると思いますので
小屋裏の検査がし易くなりますね!
もし今から
住宅を建てられる計画が有る方は
是非
上記写真①の様な足場(床部分)を
工務店に依頼して下さい。
この足場(床部分)が有れば
ご自身も小屋裏をじっくり見る事が出来ますよ!
新築分譲住宅の売主(工務店)にも
この小屋裏点検の廻りの足場(床部分)を
お勧めします!
次は
意外と多い天井断熱材の不具合の例です。
下記写真②は
天井断熱材の設置不良(断熱欠損)で
断熱材が
天井裏をキチンと覆えていない事例写真で
明らかに手抜き工事ですね!
下記写真③は
多分電気配線工事が先に配線をした後に
断熱材を設置したと思いますが
キチンと電気配線を避けて
断熱材を設置していませんから
電気配線が
断熱材にすき間を開けさせている状態ですね!
上記写真③の場合は
天井断熱の目的が達成できていない事と
このすき間による結露が心配ですね!
今日の纏めとして
小屋裏点検口廻りには
上記写真①の様に
足場(床部分)を施工しませんか?
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離6.6km 8803歩
トータル62日目
距離475.0km 640275歩