2023/11/24
今回は、<許容応力度計算をした場合は要第三者検査!>についてお話をします。
今日のお話は
鉄筋コンクリート基礎配筋のお話です。
基礎の鉄筋が
耐震基準の2000年基準で初めて
鉄筋コンクリート基礎が法令化され
構造計算によらない木造住宅の場合の
鉄筋コンクリート基礎の鉄筋配筋ピッチ等は
瑕疵担保責任保険の
設計施工基準「ベタ基礎の配筋【第6条2項】」に
ベタ基礎配筋表が有りますので
その配筋表を基にして配筋される事が殆どです。
下記写真①~③は
配筋検査を実施した時の写真です。
この基礎の配筋ピッチ等は
ベタ基礎配筋表に倣って配筋されています。
上記写真①は
ベース筋のピッチを計測している写真です。
上記写真②は
基礎立上り部のかぶり厚さのチェックで
かぶり厚さが60㎜以上有るかを
チェックしている写真です。
写真の様に
スペーサーが設置されていたら安心ですね!
上記写真③は
土間ベースコンのかぶり厚さのチェックです。
ここが
どこの現場の検査でもシビアになる箇所です。
かぶり厚さ60㎜を確保する為に
コンクリートスペーサー(サイコロ)
を設置していますが
サイコロの下が
砕石を転圧しているだけなので
どうしても
サイコロが沈んでしまい
かぶり厚さ60㎜が
確保出来ていない事が多いですね!
最近の基礎配筋に関しては
設計施工基準「ベタ基礎の配筋【第6条2項】」の
ベタ基礎配筋表に沿って配筋される事が殆どです。
2000年以前の建物の様に
基礎に鉄筋が入っているかどうかの
心配は無くなりましたね!
今日の纏めとして
注文住宅等で
許容応力度の構造計算をした建物の場合は
上記の様な簡単な基礎配筋にはなりませんので
第三者の建築士(インスペクター)に
検査に入ってもらいましょう!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
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