2023/11/28
今回は、<新築住宅のヒーショックの落とし穴として!>についてお話をします。
今日のお話は
寒くなって来たので
ヒートショックのお話をします。
ヒートショックとは
気温の変化によって血圧が上下し
心臓や血管の疾患が起こる事をいいます。
ヒートショックは
冬場に暖房の効いたリビングなどから
洗面脱衣室に移動して
浴槽に入る時などに起こります。
ヒートショックのメカニズムとして
リビングなどから洗面脱衣室に移動した際
寒さに対応する為に血圧が上昇します。
そこで衣服を脱ぎ
浴室へ入ると更に血圧が上昇します。
その後に浴槽に入ると
今度は急に身体が暖まる為に血圧が急下降します。
この血圧の急上昇急降下が
身体に疾患を起こす原因なのです。
特に
10℃以上の温度差になる場合は危険とされ
注意が必要になります。
ヒートショックが起きるのは
昔の断熱材が入っていない住宅だからと
思われがちですが
最近の住宅にも
ヒートショックが起きる
落とし穴が有るのです!
それは
洗面脱衣室の床断熱部分を貫通している
給排水管廻りのすき間が
下記写真①の様に
空いたままになっている事が多く
外気の冷たい空気が
このすき間から洗面脱衣室に入り
洗面脱衣室の室温を下げる原因になります。
最悪なのが
下記写真②になります。
ユニットバスの場合
基礎断熱工法でユニットバスの廻りの
基礎部分を囲わなくてはなりません。
それなのに
下記写真②の様に
ユニットバス下部を点検する為の人通口部分を
キチンと
断熱材で塞いでいない住宅が
多く確認されています。
これが
ヒートショックが起きる
新築住宅の落とし穴なのです。
今日の纏めとして
上記写真の不具合は
洗面脱衣室の床下点検口を開ければ
ユニットバス床下の人通口部分が見る事が出来ますので
必ずチェックして下さいね!
もし
上記写真②の様な不具合が確認された場合は
その他の部分にも
不具合が多く有ると考えられますので
契約前には
必ず「住宅診断」を実施をお勧めしますよ!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離10.2km 13370歩
トータル78日目
距離633.1km 848191歩