2023/11/30
今回は、<2025年省エネ基準でもC値1.0以下に!>についてお話をします。
今日のお話は
注文住宅は気密性能を
重視しましょう!と言うお話です。
例えば
住宅性能の事を何も言わずに
工務店にお任せする場合で
工務店も
住宅性能に関しては
2025年省エネ基準が義務化になりますので
その性能で良いですね!って言われたら
2030年省エネ基準でお願いして下さい!
もし
2030年省エネ基準にした場合
大幅に予算がオーバーするようでしたら
せめて
2025年省エネ基準以上と
気密性能をC値を1.0以下にして貰いましょう!
それでもって一番問題なのが
コンセントやサッシ廻りなどのすき間風速を
必ず
風速速度を0.15㎧以下にする様に
依頼して下さい!
つまり例え
2030年省エネ基準の家を建てたとしても
気密性能が低い家は
足元が寒い(冷たい)家に
なってしまいますからね!
風速速度0.15㎧以下にするというのは
ISO(国際標準化機構)における室内の快適条件で
冬期の快適条件
ISO7730(寒さを感じない室内条件)です。
風速(気流)速度について
人間は自分の体温によって生じる
肌表面の上昇気流が断熱層となって
身体から放熱を抑えています。
ところが
風速0.15㎧を超える風速(気流)が有ると
肌表面の断熱層が壊れて
それなりの室温が有っても寒さを感じてしまいます。
なので
コンセントなど部分的箇所であっても
風速0.15㎧を超える
風速(気流)が無い様に依頼しましょう!
下記写真①は
注文住宅で
C値1.0の高断熱・高気密住宅で実測した
風速を計測した写真です。
上記写真①は
床下収納庫のすき間を計測した写真です。
上記写真②は
ガスコンセント部分を計測した写真です。
上記写真③は
掃出しサッシを計測した写真です。
如何ですか?
高断熱・高気密住宅を謳っていても
上記写真①~③の様な結果が出ました。
今日の纏めとして
例え気密測定を実施した結果が
C値1.0以下で有っても
風速0.15㎧を超える風速(気流)が有ると
寒さを感じてしまいます。
なので
実際にコンセント等の風速(気流)速度を
計測してみて下さいね!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
◆関連ブログとして
下記ブログも参考に見て下さい!
床下断熱に気密テープ貼りをしませんか?
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他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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