2023/12/29
今回は、<高断熱浴槽の省エネ計算はどうなるのか?>についてお話をします。
今日のお話は
ユニットバスの高断熱浴槽のお話です。
以前
新築各工程検査をさせて頂いた建物は
基本は床下断熱工法でしたが
ユニットバス下部の断熱は
基礎断熱工法ではなくて
ユニットバス高断熱浴槽を採用して
ユニットバス外側と
間仕切り壁とのすき間部分を
塞ぐ方法を採用し
その他は床下断熱工法です。
この事を説明するには
フラット35Sの木造住宅工事仕様書に有る
下記資料①、②を見て欲しいのです。
下記資料①は
基礎断熱工法なので問題は無いのですが
問題なのが下記資料②の
ユニットバス本体の下部が断熱構造になっている場合です。
俗に言う「高断熱浴槽」です。
下記資料②の
拡大した方を見て下さい。
床下に入った外気を止める方法が
ユニットバス壁の外側と
間仕切り壁などとのすき間に
気流止めと称した
気密テープですき間を塞いでいます。
実際は
すき間に何か断熱材で塞いでから
気密テープを貼ると思いますが
施工が
曖昧になる可能性は捨てきれませんね!
と言うより
そもそも気流止め(気密テープ)だけを
施せば問題が無いのか?
更に
もう一つ問題と考えている事が有ります。
それは
ユニットバス下部に
断熱されている材質・厚さや断熱性能が
他の床断熱材の性能と違う事です。
これを
どう判断して省エネ計算をするのか?
今日の纏めとして
ユニットバス高断熱浴槽を採用した時に
基礎断熱工法を採用しない場合の
判断基準がどうなるのかを
早急に調査しないといけませんね!
という事で
今日のお話は参考になりましたでしょうか?
住宅診断の必要性を感じましたでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
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少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
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今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
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