2024/01/09
今回は、<広島市のハザードマップを利用しませんか?>についてお話をします。
今日のお話は
広島市のハザードマップの中の
地震防災マップについてのお話です。
元旦に発生した能登半島地震の
被害の全貌はまだ分かっていません。
これを機に
広島で大きな地震が有った場合は
どういう被害になるのだろうか?って考えて
広島県の地震に関する情報を調べていたら
下記資料①の様に
広島市の防災情報サイトが有りました。
この中に
地震防災マップが有ったのですが
正直なところ
土砂災害ハザードマップや
浸水想定区域図は知っていましたが
地震に関する資料が
有るとは知りませんでした。
地震防災マップの中を
色々と地震に関して見て行くと
下記資料②の
広島市に関係した断層帯(活断層)の位置図が有りました。
この資料は重要ですよ!
因みに
五日市断層帯の
(己斐ー広島西緑断層帯)は
高須台団地の下を走っています。
平成13年(2001年)に発生した
芸予地震で広島市は震度5強の震度でした。
この時の
広島県の建物に関する被害状況は
全壊が27棟
半壊が155棟
一部破損が23,718棟でした。
地震防災マップの中を更に見て見ると
「揺れやすさマップ」が有ります。
このマップは
想定地震の規模や震源からの距離などを基に
250mメッシュ毎の震度分布を想定したマップです。
下記資料③は
「揺れやすさマップ」の
安芸灘~伊予灘~豊後水道に於いて発生した
地震を想定した震度分布マップです。
広島市中心部は震度6弱になっています。
この
広島市地震防災マップと
今から購入しようと考えている
建物の位置を見比べながら
活断層は通っていないか?
だけでも分かれば
地震の被害は
軽減されるのではないでしょうか?
今日の纏めとして
上記資料②の様に
活断層の位置が分かるマップが有るのですから
これを活用しませんか?
因みに
高須台団地の事をチラッと取り上げていますが
芸予地震で
高須台団地の下に活断層が通っている事が
分かった時から何年かは
この団地の人気が無くなりましたが
喉元を過ぎれば何とやら?って事で
今では販売している宅地は
もう無くなっていますね!
今度また
芸予地震と同じ様な地震が発生し
被害が発生した後になって
活断層が通っていたとは
前々知らなかったと後悔しない様に
広島市の防災情報サイトを
シッカリと調べましょうね!
という事で
今日のお話は参考になったでしょうか?
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今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離8.0km 10627歩
トータル121日目
距離1,053.0km 1,392,949歩