2024/06/04
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今回は、<当社の直下率項目に「壁の直下率」を追加!>についてお話をします。
今日のお話は
柱や耐力壁の直下率のお話です。
専門家による
熊本地震の被害調査の結果
柱や耐力壁の2階の直下率が
大きく関わっている事が言われました。
理想の直下率は
「壁の直下率」とは
2階の耐震壁の下に1階の耐震壁が
どれだけ有るかを示す値で
60~70%以上が理想と言われていますが
問題は
この「耐震壁」という中途半端な表現です。
「耐震壁」は
耐力壁の長さと受け取る人と
壁の有る通りの壁の長さと取る人がいたり
間仕切壁の長さと考える人もいます。
当社では
耐力壁と受け取って
耐力壁の直下率を50%以上
そして
柱の直下率を60%以上を基本として
プランを考えていました。
という事で
今回のプランも下記資料①の通り
耐力壁の直下率50.00%
柱の直下率61.54%で
その数値をクリアさせていました。
がしかし
壁の直下率が35.87%と
余りにも低いプランだったのです。
今迄
計画して来たプランでは
壁の直下率は約50%前後でしたので
柱と耐力壁の直下率がクリアしていれば
壁の直下率を意識しなくても
耐震性は十分だと考えていました。
直下率は
建築基準法で
決められた数値では有りませんので
あくまでも
設計する建築士の判断になります。
という事から
今回のプランの
壁の直下率の結果を鑑みて
今後は
直下率を考える時に
壁の直下率を50%以上とする事を
当社の
基本直下率の項目に付加える事にしました。
今日の纏めとして
直下率を建築基準法で
決めてくれたら良いのですが
それを
国交省は決めようとしません。
この事から
直下率の基準は今後も
設計する建築士の
判断という事になりますね!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
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