2024/06/08
Y&Y設計事務所は
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今回は、<特に分譲住宅の現場チェックは継続が必須!>についてお話をします。
今日のお話は
ワクワクドキドキのウォーキングで
工事現場チェックの強化が必要!のお話です。
以前のブログでも
アップしたと思うのですが
下記写真①の様に
捨てコンを全面に打っていたので
大変珍しい現場だと思っていました。
大変珍しいとは
ここ迄キチンと施工する工務店は
珍しいという事です。
がしかし
下記写真②の様に
基礎立上り部分の鉄筋が
ダブル配筋になっていたので
木造住宅ではないと思い込み
その後は工事途中の工事経過を
チェックしていませんでした。
偶々ウォーキングコースを変えて
この現場の前を通って見ると
何と
普通の木造住宅の基礎に
なっているでは有りませんか!
下記写真③が
その基礎の写真になります。
なにぃ~?
基礎幅は150㎜です。
この基礎幅150㎜の中に
上記写真②のダブル配筋が
入っているという事になります。
外側のかぶり厚さは60㎜必要です。
内側のかぶり厚さは40㎜必要です。
主筋がD13×2で26㎜
スターラップD10×2で20㎜
主筋の
すき間寸法を最低限25㎜とすると
合計が171㎜になりますので
基礎幅が150㎜では足りません!
180㎜有れば良いのですが
180㎜は有りませんね!
一つ疑うと
ホールダウンアンカーボルトの長さが
基礎天端からの長さが長く見える事から
高耐力オメガアンカーボルトを使用せずに
埋め込み長さ360㎜必要なZマークの
アンカーボルトを使用しているのではないかと
疑いの目で見てしまいます!
総合的に考えて見て
この工務店は
木造住宅の施工に慣れていないのかな?
キソパッキンが無い
基礎断熱工法の施工をしていましたが
それも
基礎天端の断熱材施工をしていなかったり
何か中途半端な感じでした。
まだアパートの様なので
まだ救われる感じがします。
今日の纏めとして
木造住宅ではないと気を緩めた事が
失敗だったですね!
と言っても仕方が無いですが
今後の住宅診断の参考として
この工務店が施工する現場を
もう少し工事途中の内容を詳しく
見たかったですね!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離11.8km 15,698歩
トータル271日目(休んだ16日間含む)
総距離2,498.1km
総歩数3,303,673歩