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ユニットバス下部の人通口断熱蓋は既製品を!

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今回は、<ユニットバス下部の人通口断熱蓋は既製品を!>についてお話をします。

今日のお話は

ユニットバス下部人通口の基礎断熱蓋のお話です。

 

下記写真①は

新築注文住宅の住宅診断で見つけた

ユニットバス下部人通口の

基礎断熱蓋の施工写真です。

 

シッカリとすき間を

発泡ウレタンを吹付けて塞いでいます。

 

【写真①】

 

 

上記写真①の状況の場合

住宅診断では

塞いでいる断熱材を外してから

ユニットバス下の

配管漏水の有無等のチェックは致しません。

 

何故ならば

断熱材を取り外した後に

再び元通りに断熱蓋で塞ぐ事は

簡単では有りませんし

 

その後の

断熱性能の保証が出来ませんから。

 

しかしながら

上記写真①の施工は

お施主さんにとっては

全然優しくありませんね!

 

何かの点検で

ユニットバス下の給排水管などの点検で

 

この発泡ウレタンで

シッカリとすき間を塞いだ蓋を

取る事は容易ではないし

 

点検後に

この蓋を元通りに復旧する事は

時間と労力を使います。

 

この為に

費用も余分にかかってしまいます。

 

まぁ

一度もユニットバス下の排水管などの点検を

する必要がなければ良いですが・・・・。

 

排水管の漏水が無いとしても

下記写真②の様に

 

基礎断熱材の

断熱欠損の可能性が有ります。

 

【写真②】

 

 

上記写真②の写真は

以前

床の傾斜と基礎ひび割れ調査を

実施した時の写真です。

 

この建物も

上記写真①の様に

人通口部分の断熱蓋を

 

発泡ウレタンで

シッカリとすき間を塞いでいました。

 

基礎のひび割れ調査をする為に

施工工務店に外して貰ったのです。

 

そしたら

上記写真②の様な

断熱欠損が発覚したのです。

 

この事件以来

上記写真①の様な

施工方法をしないで

 

下記写真③の様に

既製品を使用する様に

工務店には指導しています。

 

【写真③】

 

 

今日の纏めとして

ユニットバス下部の

人通口部分の基礎断熱蓋は

 

上記写真③の様に

既製品のキソ点検口を使用しませんか?

 

注文住宅を計画中の方は

床断熱工法で

施工するのであれば

 

ユニットバス下部の基礎立上り面には

基礎断熱工法で施工しなくてはなりません。

 

この時には

既製品のキソ点検口を使用する様に

必ず工務店に伝えましょう!

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

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今回は、これで終わります。

 

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