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被保険者は積極的に住宅瑕疵保険制度の利用を!

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今回は、<被保険者は積極的に住宅瑕疵保険の利用を!>についてお話をします。

今日のお話は

雨漏りなどの瑕疵を

被保険者が

住宅瑕疵保険を利用する事を

躊躇った場合

その後の補修はどうなるのか?

のお話です。

 

最初に結論を言うと

住宅の取得者が

虐げられた生活を余儀なくされます。

 

 

ある知り合いの下請け業者が

新築分譲住宅を建てている工務店から

 

いきなり

雨漏りが原因で

建物を建て直すくらいの工事金額を

弁護士を通して請求されたという事で

 

色々と

知り合いの建築士などに相談していて

なかなか埒が明かない中

 

当社が

住宅診断などをしている事を思い出して

当社に相談に来られた流れです。

 

その下請け業者から

雨漏りの原因は

うちの職種とは関係無いと思うのですが

どう思われますか?と

相談を受けたのです。

 

事務所に来てもらって

再度詳しい説明を聞きながら

間取り図と現況写真を見て????・・・?

 

雨漏りした建物の写真は

建物の一面の広い面が

雨水が浸入している状況で

 

外壁透湿防水材が

ボロボロになっていて

 

柱などの構造材が

腐朽している様な写真でした。

 

何故それを

その下請け業者の工事が

雨漏りの原因にされたのか不思議でしたね!

 

雨漏りの原因は

明らかに

パラペット附近の

防水処理不良と思われるので

 

その下請け業者の職種とは

全然関係ないじゃないですか!

と最初に出た私の言葉でした。

 

話を聞くうちに

工務店が何故

その知り合いの下請け業者に

弁護士を通して請求して来たのか?

 

最初は

理解できませんでした。

 

よくよく聞いて見ると

不思議な事に

その新築分譲住宅の売主

住宅瑕疵保険精度を利用して

雨漏り補修はしないという事

 

その売主から

工事を請け負った下請けの工務店に対して

 

責任を持って

雨漏りを直せという事になった様です。????

 

その工務店も

ホントびっくりしたでしょうね!

 

一番かわいそうなのが

その新築分譲住宅を購入した買主です。

 

最初の相談が有ってから

何か月かして電話で

進捗状況を聞いて見ると

 

今は既に何回か弁護士を通して

その下請け業者が関わっている工事は

 

その雨漏りの原因とは

何ら関りが無い事を

調停で話している様です。

 

調停や裁判は

何故か無為に時間が長くかかります!

 

 

ここから今日の本題に入ります。

住宅瑕疵保険を利用して

保険で瑕疵を補修出来るのは

原則として被保険者です。

 

被保険者とは

新築分譲住宅であれば売主

注文住宅で有れば請負業者(工務店など)です。

 

 

今回の相談では

新築分譲住宅の売主

住宅瑕疵保険制度を利用せずに

 

下請け工務店に責任を持って

雨漏り補修を任せた事が発端の様です。

 

第三者的に見れば

完全な下請け虐めですね!

 

売主が

住宅瑕疵保険制度を使用すれば

雨漏り事故の現場も早く復旧が出来て

 

その住宅取得者の方も

早く家に戻れて

普通の生活が出来るはずなのに・・・・!

 

何故

この被保険者は

住宅瑕疵保険制度を利用しないのか?

 

 

今日の纏めとして

住宅瑕疵保険の被保険者

住宅瑕疵保険制度の利用を拒んだ場合

 

一番困るのは

住宅取得者の方です。

 

例えば

住宅瑕疵保険10年が過ぎる前に

 

雨漏りなどの不具合が有って

その雨漏りの原因が

分からないままになっている場合

 

被保険者は

施主又は買主(住宅取得者)の為に

住宅瑕疵保険制度を利用しませんか?

 

雨漏り箇所が特定できないから

二の足を踏むのではなくて

 

積極的に

雨漏り箇所と思われる箇所を剥がして

原因を調査・追究しませんか?

 

積極的に

住宅瑕疵保険制度を利用する事で

雨漏りの原因を明らかにして

 

1次防水部分と2次防水部分を

完全に補修して

 

施主・買主(住宅取得者)に安心して住める様に

してあげませんか?

 

それが

被保険者(売主・請負業者)の責任では有りませんか?

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング

距離11.9km 15,640歩

トータル336日目(休んだ16日間含む)

総距離3,227.5km

総歩数4,268,483歩