2024/08/16
Ｙ＆Ｙ設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します！
■住宅診断料金
https://www.yandykensa.com/homemaintenance
今回は、＜新築分譲住宅を購入する前には住宅診断！＞についてお話をします。
今日のお話は
えぇ～・・・・
あの不具合施工が有る
新築分譲住宅が売約済みから
いつの間にか引っ越しが済んで
既に人が生活しているよぉ～・・・・。
と言うお話です。
ワクワクドキドキウォーキングで
工事中の分譲住宅をチェックしているのですが
主にチェックできる工事工程は
①基礎配筋の施工チェック
②３階建ての場合は車庫上の断熱材の施工チェック
③外壁透湿防水シートの施工チェック
④外壁通気構法の通気金物チェック
以上の４項目です。
①の基礎配筋チェックで多い指摘事項は
鉄筋同士のあき寸法足らずと
ベース鉄筋のかぶり厚さ足らず。
ただし
鉄筋同士のあき寸法や
ベース鉄筋のかぶり厚さ足らずの
不具合が有っても
それが直ぐに
建物に不具合が出て来るかと言うと
もしかして
何も気が付かない場合も有ります。
②の断熱材チェックで多い指摘事項は
外気に接する床断熱材を
壁用の繊維系断熱材で施工している断熱欠損。
車庫上の外気に接する床断熱材の
断熱欠損は
もろに電気代に影響が及ぼされます。
健康面では
車庫天井裏で断熱欠損が原因で
車庫天井裏で結露が発生し
最悪カビが知らず知らずに室内に入り込み
健康被害をもたらす可能性も考えられます。
③外壁透湿防水シートの施工チェックで
多い指摘事項は
バルコニー手摺と外壁取合い部分の防水納まりや
サッシ廻りの防水施工などの施工不良。
この外壁透湿防水シート面は
２次防水面になります。
１次防水面は
外壁のサイディングで
このサイディングの
継手シーリング部分などから
雨水が浸入した場合は
つまり
１次防水面が破られた場合は
２次防水面として
雨水の浸入を防ぐ役目が
外壁透湿防水シートの役目なのです。
この役目を果たす為には
外壁透湿防水シートの施工が
とても重要なのですが
それを
いい加減な施工をしたまま
外壁サイディングを仕上げている事が
非常に多いですね！
私見ですが
この外壁透湿防水シートに
施工不良部分が有れば
何かの拍子で
１次防水が破られた時に
この施工不良部分が
雨水により劣化が早くなり
室内への雨漏り事故が
発生してしまうと考えています。
なので
外壁透湿防水シートの施工チェックは
大変重要なのです！
④の外壁通気構法チェックで多い指摘事項は
妻側外壁通気の出口用金物が未設置。
この外壁通気の
出口金物が設置されていなければ
外壁体内結露が発生する可能性は
大変大きくなります。
壁体内結露は
住宅の耐久性能劣化を早めてしまいます。
まぁ
この４項目の施工チェックをしていると
必ずどれかの不具合が発見できます。
今日の纏めとして
ワクワクドキドキウォーキングで
発見した上記の不具合は
不具合のまま仕上げられているのが現状です。
なので
新築分譲住宅を契約した時点で
まだ工事中であれば
新築各工程検査の
「外部防水下地検査」と
「断熱材充填検査」をお勧めします！
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか？
Ｙ＆Ｙ設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須！
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ！
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか？
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか？
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もＯＫですよ！
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね！
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離６.５km ８,７６２歩
トータル３４０日目（休んだ１６日間含む）
総距離３,２７０.３km
総歩数４,３２５,０１９歩
