2024/08/23
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今回は、<初めて付加断熱工法に挑戦する注意点として!>についてお話をします。
今日のお話は
初めての付加断熱工法に挑戦する時に
見落としてしまう注意点のお話です。
2025年に
省エネ基準の義務化が始まりますが
この時の断熱等級は4で
広島など温暖化地域ではUA値0.87以下です。
以前のブログにも書いていますが
フラット35S金利Aの場合は
断熱等級5になりUA値0.60以下です。
ここ迄は
つまりUA値が0.60迄では
単純に断熱材の場合は
柱内厚さ105㎜に収まる
断熱材で対応出来たのですが
断熱等級6になり
UA値が0.46以下になった場合は
柱内だけでは断熱材が足らなくなり
柱の外に付加断熱材が必要になります。
下記資料①が
フクビの
高性能フェノールフォーム断熱材を使用した
付加断熱工法施工要領書に記載している
基本的な納まりです。
このフクビの付加断熱工法は
初心者でも取っ付き易いですね!
この資料①で問題なのは
下記資料②の矢印部分の水切り金物です。
上記資料の絵は
実務的な絵では無いので
防鼠付き通気水切りになっていません。
今時は
防鼠付き通気水切りになっていない
水切りを使用する事はしませんので要注意ですね!
実際の現場では
既製品を使用する場合であれば
下記資料③の様な
JOTOメーカーの「下端延長材」を
セットで施工すべきですね!
上記資料③の
下端延長材を使用する事で
基礎モルタル仕上げが
キソパッキンの穴を
間違って塞いでしまう様な事になりませんし
断熱受け材の木材が
直接外気に接する事が無く
シロアリの被害にも遭いにくいですね!
初めて付加断熱材を施工する場合は
このフクビの付加断熱工法をお勧めしますが
要注意として
防鼠付き通気水切りと下端延長材を忘れずに!
今日の纏めとして
断熱等級6以上の
高断熱仕様にする場合は
気密性能も最低でも
C値1.0以下にしましょう!
この為には
気密シートの張り方も
シッカリと施工して下さいね!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
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「新築各工程検査」や
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勿論
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住宅の設計相談もOKですよ!
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今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離12.2km 15,982歩
トータル347日目(休んだ16日間含む)
総距離3,353.3km
総歩数4,434,050歩