Y&Y設計事務所
対象エリア:広島・岡山・山口

telお問い合わせ

〒730-0731 広島県広島市中区江波西1丁目6番35号
営業時間:8:30~18:30    定休日:不定休    MAIL:info@yandykensa.com

初めて付加断熱工法に挑戦する注意点として!

Y&Y設計事務所

住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

■住宅診断料金

https://www.yandykensa.com/homemaintenance

 

今回は、<初めて付加断熱工法に挑戦する注意点として!>についてお話をします。

今日のお話は

初めての付加断熱工法に挑戦する時に

見落としてしまう注意点のお話です。

 

2025年に

省エネ基準の義務化が始まりますが

この時の断熱等級は4

広島など温暖化地域ではUA値0.87以下です。

 

以前のブログにも書いていますが

フラット35S金利Aの場合は

断熱等級5になりUA値0.60以下です。

 

ここ迄は

つまりUA値が0.60迄では

単純に断熱材の場合は

柱内厚さ105㎜に収まる

断熱材で対応出来たのですが

 

断熱等級6になり

UA値が0.46以下になった場合は

柱内だけでは断熱材が足らなくなり

柱の外に付加断熱材が必要になります。

 

下記資料①が

フクビの

高性能フェノールフォーム断熱材を使用した

付加断熱工法施工要領書に記載している

基本的な納まりです。

 

【資料①】

 

 

このフクビの付加断熱工法は

初心者でも取っ付き易いですね!

 

この資料①で問題なのは

下記資料②の矢印部分の水切り金物です。

 

【資料②】

 

 

上記資料の絵は

実務的な絵では無いので

防鼠付き通気水切りになっていません。

 

今時は

防鼠付き通気水切りになっていない

水切りを使用する事はしませんので要注意ですね!

 

実際の現場では

既製品を使用する場合であれば

 

下記資料③の様な

JOTOメーカーの「下端延長材」を

セットで施工すべきですね!

 

【資料③】

 

 

上記資料③の

下端延長材を使用する事で

 

基礎モルタル仕上げが

キソパッキンの穴を

間違って塞いでしまう様な事になりませんし

 

断熱受け材の木材が

直接外気に接する事が無く

シロアリの被害にも遭いにくいですね!

 

初めて付加断熱材を施工する場合は

このフクビの付加断熱工法をお勧めしますが

 

要注意として

防鼠付き通気水切り下端延長材を忘れずに!

 

 

今日の纏めとして

断熱等級6以上の

高断熱仕様にする場合は

 

気密性能も最低でも

C値1.0以下にしましょう!

 

この為には

気密シートの張り方も

シッカリと施工して下さいね!

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング

距離12.2km 15,982歩

トータル347日目(休んだ16日間含む)

総距離3,353.3km

総歩数4,434,050歩