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フラット35Sの通気層の考え方として!

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今回は、<フラット35Sの通気層の考え方として!>についてお話をします。

今日のお話は

単純明快に

フラット35S金利A、Bの

断熱等級5の外壁通気のお話をします。

 

広島市に於いての

断熱等級5お話をすれば

UA値が0.60以下にする事が必要ですが

 

UA値の計算は

外皮計算で算出すれば自ずと

サッシと断熱材の仕様が決まって来ます。

 

ここから本題に入ります

フラット35S金利A、Bの断熱等級5の

壁の施工内容

フラット35Sの

工事仕様書に書かれています。

 

それによると

断熱層の屋外側に

通気層を設ける様に記載されています。

 

通気層も設けるとは

通気の出口を設けて初めて

通気層を設けた事になります。

 

いいですか

ここが肝心要の要点です。

 

フラット35S金利A、B仕様の場合

工事仕様書の中に

「8.4外壁内通気措置」の中に

通気層の構造が書かれています。

 

(イ)土台水切り部から軒天井見切り縁

   又は軒裏通気孔に通気出来る構造

(ロ)土台水切り部から天井裏を経由し

   小屋裏換気孔に通気出来る構造

になっています。

 

妻側外壁の場合は

(イ)の軒天井見切り縁又は軒裏通気孔に

   通気出来る構造しか有りません。

 

理由は

小屋裏を経由して

小屋裏換気孔に通気は出来ないからです。

 

何故ならば

小屋裏妻側の内側には

外壁防火認定構造になっていて

PBが野地裏まで張り上げている為に

小屋裏に通気が経由出来ないのです。

 

この事を

工務店の現場監督に説明しても

 

それでも通気は

すき間から小屋裏に入ると言い張るのです。

 

このすき間

ただ単に施工不良によって

生じたすき間なのです。

 

このすき間を経由して

通気が小屋裏に入ると言う

適当な返事しか帰って来ません!

 

 

今日の纏めとして

フラット35S金利A、B仕様の場合は

 

外壁通気見切り金物が

設置されていない場合は

融資は受けられませんから要注意ですよ!

 

ただし

何事にも抜け道が有ります。

 

これを理解して通気層を設けないのであれば

通気層を設けない工法で

 

住宅取得者の生活にとって

有利になる工法であれば良いですが

 

断熱材メーカー自体も

極力この抜け道は使用しない様に!

と注意書きをしていますので

 

良心の有る工務店の方は

悪用しないで下さいね! (笑)

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

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設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング

距離10.7km 14,058歩

トータル349日目(休んだ16日間含む)

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