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推奨していた妻側外壁通気の方法をNGとします!

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今回は、<推奨していた妻側外壁通気をNGとします!>についてお話をします。

今日のお話は

以前

推奨した外壁通気の考え方を

否定する事になったお話です。

 

下記資料①を見て下さい。

バルコニー立上りや

小屋裏の換気経路確保の為の

部材の資料です。

 

【資料①】

 

 

一時は

下記写真①の様に

赤丸で示している箇所へ

このカバープレート部材を設置して

 

妻側の外壁通気を

小屋裏へ経由させて小屋裏棟換気から

外部に逃がす考えを推奨した事が有りました。

 

【写真①】

 

 

がしかし

今よくよく考えてみると

 

妻側外壁通気が

このカバープレートの穴から

そもそも小屋裏に入れるのか?

 

って考えた場合

小屋裏内部の温度の方が

外壁通気層内部の温度よりも

高温な事は容易に考えられますから

 

外壁通気層の空気は

小屋裏には入れずに

そこへ留まったままの状態で

 

最悪の場合は

通気層内で「結露」が発生する可能性が

出て来ると考え直したのです。

 

上記資料①を部分的に拡大した

下記資料②をよくよく見てみると

 

【資料②】

 

 

何と

小屋裏換気の出口として

このカバープレートを通って

外壁通気層を経由して

 

通気ライナーから

外部へ小屋裏の空気を逃がす様に

空気の流れが書いていました。

 

外壁通気を

カバープレートを経由させて

小屋裏に通気させる様には書いていません!

 

これを見た時点でガッテンしました!

 

今日からは

このカバープレートを利用して

外壁通気を小屋裏に逃がす考え方は封印します。

 

外壁通気出口として

外壁通気見切りは必須という事です!

 

 

今日の纏めとして

近日に

新築各工程検査を実施しますが

その建物を施工する工務店が

 

この私の考え方と

同じ考え方をした工務店ですので

 

その辺を

工務店と事前に

情報交換が出来ればと思っています。

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

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「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

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不具合事象を少しでも減少させる為に

 

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今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング

距離11.8km 15,536歩

トータル351日目(休んだ16日間含む)

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