2024/09/03
Ｙ＆Ｙ設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します！
■住宅診断料金
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今回は、＜何の為に住宅診断を依頼するのですか？＞についてお話をします。
今日のお話は
注文住宅を依頼して
引渡し前に
住宅診断を実施した結果のお話です。
結論を先にお話をすると
不具合事象を補修しようとすれば
大きな補修工事になるので
施主を誤魔化して
不具合を不具合でないかの様に振舞い
有耶無耶にして
引渡し決済を強行しようと
見え見えの芝居をしている
工務店の工事責任者には
要注意ですよ！
例えばの話で
地場の工務店に
注文住宅を依頼した依頼者を想定してみます。
たまたま気に入った敷地が
その工務店が注文住宅を建てると言う
条件付きだったので
その工務店と請負契約をしました。
その時に分かった事は
その工務店が
殆ど高断熱・高気密住宅を建てた経験が
無いとの事でしたが
この事に対して
施主は何も気にはしていなかったとの事。
工務店が
今迄建てた住宅の断熱性能は
今で言えば
フラット３５Sの金利Ａ仕様で
ＵＡ値が０.６０未満の住宅までとの事でしたが
工務店はプロなのだから
建てた経験が無いと聞いても
別に何処の工務店でも
建てれると考えていたので
気にせずに
自分の断熱性能の要望を伝えました。
その断熱性能は
断熱等級６でＵＡ値が０.４８です。
この工務店は
設計を外注に出していたので
設計事務所任せで断熱仕様を決めて
その仕様で確認申請を降ろして
工事を着工して完成させました。
恐らく
この設計事務所も
ＵＡ値が０.４８の経験が無かった様で
断熱材の納まりは
断熱材メーカーの施工要領で施工の事！
と矩計図に記載していました。
つまり
設計事務所の設計士は
ただ単にＵＡ値が０.４８の断熱仕様で
確認申請を降ろす事だけを考え
工務店は
その断熱メーカーの施工要領も理解せずに
結果的に施工を
職人任せで完成させた住宅の様でした。
で
この様な住宅を
住宅診断した場合
もし
住宅診断の依頼者が
内覧会的な表面だけの仕上がり具合をチェックする
インスペクションを依頼していれば
恐らく
何も大きな不具合無しに
無事引渡しが終わっていた事でしょう！
がしかし
たまたま当社に
住宅診断の依頼が有った事から
施主検査時の
同行インスペクション（内覧会）では無くて
日程を変更して
住宅診断をする様にアドバイスをしたのです。
結果的に
アドバイスを聞いてくれたのです。
その住宅診断の結果は
大きな不具合２つが確認出来ました。
一つは
明らかに建築基準法違反！でした。
ここからが面白いお話です。
工務店が
住宅診断報告書に記載している
不具合を確認しに来て言う事は
別に支障は無いと言うだけ！
当社の住宅診断報告書では
この様な理由から建築基準法違反です！
と記載しているにも拘らず
建築基準法違反では無いと言う
反論も言わずに
ただ単に
支障は有りませんと言うだけで
しまいには
住宅診断を実施したインスペクターと
直接お話をさせて貰えませんか？
と言われたそうです。
施主から
この話を聞いて
工務店が
住宅診断報告書に質疑が有るのであれば
その質疑を文章で頂きたいと伝えました！
どの様な意図なのか？
想像が出来るので
工務店の出方を見る事にします！
今日の纏めとして
多くの住宅診断依頼者は
工務店ののらりくらりの
何も支障は有りませんと言う言葉を信用して
私の方へ確認の質疑もなく
引渡し決済をしてしまいます。
まぁ
何の為に住宅診断を
依頼したのでしょうかね？
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか？
Ｙ＆Ｙ設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須！
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ！
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか？
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか？
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もＯＫですよ！
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
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今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング
距離１１.４km １４,９０８歩
トータル３５７日目（休んだ１９日間含む）
総距離３,４４４.０km
総歩数４,５５３,９３５歩
