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完成して間もない新築住宅でも既に床に傾斜が!

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今回は、<完成して間もない住宅でも既に床に傾斜が!>についてお話をします。

今日のお話は

新築分譲住宅の2階床傾斜のお話です。

 

結論から言うと

完成したばかりの新築分譲住宅でも

 

もう既に床に傾斜が

付いている場合が有りますので要注意!

 

新築分譲住宅の場合は

得てして

住宅を販売する営業マンが

販売し易いように自分で

間取りを考える事が多いですね。

 

それを

設計事務所に依頼して

 

建築士が

建築基準法などの

法チェックに問題無ければ

 

図面をそのまま仕上げて

建築確認申請を申請して降ろします。

 

これが現状なのです!

 

この時に

設計事務所の建築士が

 

柱の直下率とか

構造区画の梁の両端下に柱が有るか?

などの基本的な耐震性能を考えて

修正をすれば良いのですが・・・・。

 

例え

偏心率が許容範囲内ギリギリであっても

クリアしていればOK!

ましてや

柱の直下率や構造区画のチェックなどしません。

 

悲しいですね!

 

下記図面①は

柱の直下率や構造区画を

一切考えていないプランです。

 

赤丸で囲った部分の

床の高低差を記載した数値を見て下さい。

 

赤丸で囲った部分の床の数値が

周りと比べて下がっている事が分かります。

 

しかし

品確法に当て嵌めてみれば

床の傾斜は許容範囲なのです。

 

【図面①】

 

 

因みに

2階の床が下がっている原因は

 

床が下がっている所の柱の下に

柱が無いのです。

 

つまり

柱の直下率と構造区画を

検討していない事が原因です。

 

【図面②】

 

 

例え

新築分譲住宅で

完成したばかりの住宅が

 

すでに

床が下がっているのです!

信じられますか?

 

これが現実の

新築分譲住宅なのです。

 

 

今日の纏めとして

果たして

この様な構造区画や直下率を

何も考えていない建物は

 

今後の地震に対して

どの程度耐えられるのか?

「神のみぞ知る」ですね!

 

この様な構造区画を

全然考えていない住宅の購入は

要注意ですよ!

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング

距離10.8km 14,186歩

トータル359日目(休んだ19日間含む)

総距離3,464.9km

総歩数4,581,504歩