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1階床下断熱材と気密テープのお話です!

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今回は、<1階床下断熱材と気密テープのお話です!>についてお話をします。

今日のお話は

床の断熱材及び気密施工のお話です。

 

今でもよく聞くお話ですが

念願の

新築一戸建て住宅に引っ越してきたのに

 

何故か

足元が冷えると言うお話を

あなたも聞いた事は無いですか?

 

この原因の一つは

引越された方の元々住んでいた建物が

鉄筋コンクリートの

賃貸マンションに住んでいた方の場合は

 

それなりに建物の気密性が良かったので

すき間風と言えば

サッシ廻り位しか有りません。

 

その様な環境で生活していた方が

特に

1階床足元が冷たい・寒いと言われます。

 

では

足元が冷たい・寒い原因は何か?

原因は凄く簡単な理由なのです。

 

この新築木造住宅が

高断熱・高気密住宅でなかった場合は

 

キッチンの換気扇などを付けると

床下の冷たい外気が

 

床に開いているすき間を通って

室内へどんどん入って来ます。

 

これが

足元を冷やす原因なのです。

 

この原因の原因は

その床断熱材を貫通している

キッチン流し台下の

給排水配管廻りや

壁下側コンセント廻りのすき間を通って

 

台所の換気扇を廻す事で

床下の冷たい外気

室内へどんどん入って来るからです。

 

これが

足元を冷やす原因なのです。

 

 

前置きがとても長くなりましたが

ここからが本題です。

 

一般的な木造住宅の欠点

断熱性能と気密性能が高くない事です。

 

昨年やっと

国会で省エネ基準の義務化が決まり

 

2025年から

省エネ基準が義務化になりました。

 

しかし

この省エネ基準を義務化にしなくても

 

その断熱性能は

既に普及している低い性能なのです。

 

この2025年の

省エネ基準で建てた新築住宅でも

 

先程記載した

1階の足元が冷たい・寒いの状況は

全然変わりません!

 

何故ならば

気密性能に関して国土交通省は

何も基準や規定を定めてないからです。

 

極端に言えば

2025年の

省エネ基準の断熱性能は

机上で断熱性能を計算しただけで

建築確認申請は通りますが

 

実際の工事現場で

すき間が沢山有っても

 

机上で計算した断熱性能は

変わらないので

誰も咎められません!

 

断熱材のすき間が多ければ

工務店に対して施工不良として

補修依頼が出来るくらいです。

 

なのでY&Y㈱では

1階の足元が冷たい・寒いを無くす為に

2つの提案をします。

 

1つ目は

床下の断熱材を

押出法ポリスチレンフォーム厚さ90㎜を使用。

 

2つ目は

下記写真①の様に

断熱材と大引き等を気密テープで

床下からのすき間を室内に入らない様に施工する事をお勧めします。

 

【写真①】

 

 

追加費用を考えても

大きな金額になりませんし

 

何たって

費用対効果が抜群と考えます!

 

 

今日の纏めとして

工務店へ

注文住宅を依頼する場合で

 

建物の仕様が

高断熱・高気密住宅ではない場合は

 

必ず

上記の2つだけでも追加しませんか?

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング&ジョギング

距離は11.1km  歩数は13,939歩

トータル373日目(休んだ19日間含む)

総距離3,604.1km

総歩数4,758,445歩