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面材耐力壁は性能によって使い分けが必要ですよ!

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住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

 

今回は、<面材耐力壁は性能によって使い分けが必要!>についてお話をします。

今日のお話は

木造住宅の面材耐力壁のお話です。

 

昨年初めに実施した

新築分譲住宅の住宅診断で

事前に頂いた矩計図に

 

外壁の下地材として

「ノボパン」という商品名が

記載されていました。

 

この時に初めて見た

商品名だったので調べてみると

 

何だ!

パーティクルボードの事か?

 

パーティクルボードだったら

使用している建物は何件も見ているし

目新しい商品では無いですね!

 

ただ

この「ノボパン」は

外周の釘ピッチを

@150から@75にするだけで

 

壁倍率が

2.5倍から4.3倍に変更できるので

使い易いのかな?

 

今では

ツーバーフォーの外壁にも使用されている様です。

 

因みに

私が構造用合板以外の

面材耐力壁を知ったのは

 

20数年前に

大建工業の「ダイライトMS」という商品でした。

 

この「ダイライトMS」の原材料は

ロックウール(鉱物繊維)と

火山性ガラス質材料(シラス発泡体)から

出来ているとの事でした。

 

この時に

実際に使用した建物を見て感じた事は

 

これで本当に筋交い無しで

このダイライトだけで

地震に持つのだろうか?

 

構造用合板の様に

地震時の揺れに粘りが発揮できるのだろうか?

ていうイメージでしたが

 

色々な実験の結果から

木質系面材と同じ様に耐力的に遜色が無い事は

資料から見て分かります。

 

まぁ

どの面材耐力壁も

メリット・デメリットが有りますので

 

家を建てる時の仕様・性能によって

使い分ければ良いですね!

 

因みに

面材耐力壁には

大きく分けて下記の様に

4つに分けられます。

 

①木質系の構造用合板

②木質系のチップを使用した

 パーティクルボード(OSB)のノボパン

③木質系の繊維を使用した

 ファイバーボード(MDF)のハイベストウッド

④無機質素材を使用したダイライトMS

 モイスタイガーEXボード等々

 

建材メーカーによって

色々な面材耐力壁が有りますよ!

 

 

今日の纏めとして

外壁の断熱材に

付加断熱材として使用する時の下地材は

ダイライトが最適なのかな?

透湿性も有るからね。

 

でも

透湿性だけを見れば

ハイベストウッドが有利です!

 

要するに

設計者の考え方次第ですね。

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング&ジョギング

距離は8.5km  歩数は11,132歩

トータル389日目(休んだ20日間含む)

総距離3,761.8km

総歩数4,959,765歩