2024/11/03
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
今回は、<断熱等級5以上の住宅を考えるのであれば!>についてお話をします。
今日のお話は
断熱等級5以上の
住宅のプランを考える時のお話です。
分譲住宅のプランを考える場合は
敷地が狭い場合が普通なので
自由に考えてプランは出来ませんので
注文住宅で考えてみます。
条件として
温暖地(6地域)で
住宅団地などで注文住宅を考える場合
大体の住宅団地は
敷地に対して南側又は北側に
前面道路が有る場合が多いですね!
この敷地にプランを考える事を前提に
お話を進めてみます。
最初に
敷地に対して
建物の配置を考えます。
配置と言うより
ここでは主開口サッシが付く面の
向きをどうするか?
冷暖房負荷が
最も小さいと考えられる向きは
やや東向き(南南東くらいかな?)が理想です。
次に
このサッシの開口を考えます。
冬期の事を考えた場合は
この主開口サッシの開口面積を大きくして
一般的には掃き出しサッシにして
日射取得型のサッシを用いたいですね!
夏期の事を考えた場合は
日射取得型のサッシにしていますので
外部にスダレ(シェード)などで西日を遮るか?
または
その主開口サッシ部に
袖壁を設けて西日を遮る事を
念の為に考えおきたいですね!
主開口サッシ以外のサッシ開口も
主開口サッシとは違い
日射遮蔽型サッシで
日射遮蔽計画を考えます。
さらに
断熱等級5以上の住宅であれば
その断熱性能に合わせた
気密性能を確保したいですね!
最低でもC値1.0以下と言うより
C値0.5を目標としたいですね!
その為には
1階床断熱材と大引き等の取り合いを
気密テープ貼りで
施工する事をお勧めします。
何故ならば
気密性能が高くなければ
すき間からの漏気によって
本来の断熱性能が発揮できませんから!
繊維系の断熱材を採用する場合は
適切な気密層を設置する事が必要です。
断熱計画・施工で考えたい事は
天井断熱材又は屋根断熱材の
性能(厚さ)には要注意!
最後に
小屋裏換気計画と外壁通気構法及び屋根通気を
十分に確保する事は必須ですよ!
何故ならば
住宅の耐久性能を低下させる原因に結露が有ります。
換気と通気が不十分だと
耐久性能を低下させる
結露が発生してしまいますからね!
今日の纏めとして
断熱等級5以上の
住宅のプランを考える場合は
①主開口サッシが付く面の向きをどうするか?
②サッシ開口部分の付属品等をどうするか?
③気密性能をどうするか?
④換気計画と通気計画をどうするか?
上記4項目は
必ずよく計画して
プランを作成したいですね!
案外
②のサッシ開口部の
付属品等を考えていない場合が
多い様に思われますので
忘れずに考えてみて下さいね!
もし
断熱等級6以上にする場合は
必ず
許容応力度計算で耐震等級3を取得しましょう!
断熱性能が良くても
大きな地震で断熱材の断熱性能が低下しますので
許容応力度計算で耐震等級3は必須ですからね!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「プラン思い込み図面チェック」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング&ジョギング
ギックリ腰の為ウォーキング出来ず。(2日目)
距離は0.0km 歩数は0歩
トータル418日目(休んだ22日間含む)
総距離4,021.2km
総歩数5,298,077歩