2024/11/27
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
今回は、<住宅診断実地研修の参考資料⑨として!>についてお話をします。
今日のお話は
ベタ基礎の建物で床下実施研修の為の
資料作りを兼ねたお話です。
エンドユーザーの方も
住宅診断とは
どんな物なのか?参考にして下さい!
5つ目として
基礎コンクリートのひび割れについて
最近の建物の基礎には
フラット35Sの木造住宅工事仕様書に
記載されている鉄筋量が
入っていますので
新築時(1年以内)に於いては
基礎立上りのコンクリート部分に
構造に影響を及ぼす様な
ひび割れ幅0.5㎜以上になる事は
ほぼ有りません。
ひび割れが有ったとしても
ヘアークラック位です。
つまり
構造強度に影響が無い
コンクリートの収縮クラックくらいです。
築年数が
10年以内の建物の場合で
もし
0.5㎜以上のひび割れが
入っていた場合は
不同沈下の疑いが出て来ます。
ただし
その建物が地盤補強として
鋼管杭を打っていた場合は
不同沈下による
基礎のひび割れは
起きないでしょうから
地盤補強を実施していない
建物と考えられます。
原因は
地盤調査のミスか
または
基礎工事の地盤転圧不足
と考えられますので
もし
詳細な調査を依頼された場合は
その辺りを確認して見て下さい。
6つ目として
基礎コンクリートのジャンカについて
ジャンカについては
築年数に関係無く
また
基礎が布基礎でも
ベタ基礎でも関係が無いので
ジャンカの程度にもよりますが
発生しています。
下記写真①が
最初の写真がベタ基礎で
次の写真が布基礎の
ジャンカの写真になります。
ジャンカが発生し易い場所は
基礎立上りが途切れた端部で
人通口部分などに発生する事が多いです。
新築住宅では
エンドユーザーから見れば
見栄えが悪いので
基礎自体のやり替え要求が高いです。
実際に
基礎のやり替え要求に対して
工務店は
補修で済ませようとします。
なので
住宅診断の報告書で
ジャンカの説明をする時には
下記資料①の
ジャンカの補修方法も
一緒に説明します。
その方が
依頼者様も安心しますから!
私見ですが
ホームインスペクターの仕事は
ただ単に
住宅を診断して
不具合項目を報告するだけでは無くて
依頼者様が
不安に思われる不具合項目に対して
必要以上に
不安にならない様に
説明をする事も必要と考えます。
今回
床下実地研修の為の
資料を兼ねたブログの総纏めとして
床下に入っての調査で
何時かは遭遇するであろう
不具合事象の粗方を説明出来たと思います。
また
その不具合の原因は何か?
不具合の原因追及方法も
大雑把ですが纏めました。
如何でしたでしょうか?
毎日書くブログなので
内容を念入りに読みかえして
添削をしていませんので
もし
???・・・と言う部分が有りましたら
メール又は連絡を下さいね!
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「住宅コンサルティング」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング&ジョギング
右太もも後ろ側の痛みが取れない為
当分の間完全休養するかも!(´;ω;`)ウッ…
距離は0.0km 歩数は0,000歩
トータル440日目(休んだ24日間含む)
総距離4,215.2km
総歩数5,549,312歩