2024/12/17
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
今回は、<外気を建物の中に入れない為の対策として!>についてお話をします。
今日のお話は
外気を建物の中に入れない為には?
というお話です。
外壁に
構造面材を使用していない
高気密・高断熱住宅以外の
一般的な住宅の場合
下記資料①の中の
①と②部分に示している箇所から
外気が建物の中に入って来ます。
この事を
順を追ってお話をしてみます。
最初に①の部分で
下屋小屋裏空間と
2階壁との取合い部分は
外壁に
構造面材を使用していなければ
外壁の小屋裏面には
透湿防水シートも何も張っていません。
今迄
色々と調べていても
ここの部分に関しての
施工要領や注意事項を
見た事が有りません。
もし
外壁断熱材を袋入りの
繊維系断熱材を使用していれば
その断熱材の小屋裏側の袋の面材は
防湿層にはなっていません。
つまり
下屋の軒裏換気口から
例えば湿気を含んだ外気が
小屋裏に入って来たとしたら
その湿気を含んだ空気が
2階壁の断熱材に入って来ますよね!
これって
断熱材の性能を落としてしまう
原因になりますよね!
でも
この事を分かって
前もって対策をしている
工務店は聞いた事が有りません。
なので
どの工務店も無警戒な箇所で
グレーゾーンではないかと
勝手に思っています。(笑)
私見として
対応策を考えた場合
小屋裏面に構造面材を張って
透湿防水シートを張りたいですね!
次は②の部分です。
最近の住宅の殆ど100%近くは
1階床下地に厚床合板を使用しています。
なので
上記資料①の中の
②の1階床廻り部分の絵の様に
床下から外気が抵抗なく
入って来る事は少なくなりました。
しかしそれでも
冬期には床下から入って来た外気が
間仕切壁内に入って来て
コンセントボックスから室内に
冷たい外気が入って来ます。
この対応策としては
下記写真①の様に
床下断熱材を設置した時点で
気密テープを使用して
すき間を事前に塞いでしまえば
大変効果が有ると考えています。
如何ですか?
今日の纏めとして
上記写真①の
気密テープ貼りの施工は
高気密・高断熱住宅の場合に
実施する施工方法の一つです。
2025年(来年)4月からは
省エネ基準の義務化が始まります。
せめて
工務店が採り入れないと思われる
上記2つの方法を
注文住宅を建てられる方は
工務店に依頼しませんか?
という事で
今日のお話は
参考になったでしょうか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「住宅コンサルティング」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング&ジョギング
距離は9.1km 歩数は12,505歩
トータル460日目(休んだ29日間含む)
総距離4,362.6km
総歩数5,742,144歩