2024/12/26
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
今回は、<外気に接する床下空間の落とし穴として!>についてお話をします。
今日のお話は
外気に接する床断熱材及び
その天井裏空間の通気についてのお話です。
この内容は
今迄に何回もブログに取り上げています。
今日たまたま
換気材メーカーのJOTO の資料で
下記資料①に目が止まったのです。
私の場合は
外気に接する床の懐(天井裏)には
外壁通気を入れない方を推奨しています。
上記資料①のポンチ絵で言えば
左側の外壁通気部材を使用した方です。
右側のポンチ絵の様に
外壁通気を天井裏に
つまり床下空間を
通気例路にしている方は
天井裏に通気の出口金物を
設置する事が必要になります。
百歩譲ったとして
天井面に通気出口用の金物を
設置したとしてもNGです。
何故ならば
私が問題にしているのは
外気に接する床断熱材の
天井裏空間の居室側の壁の納まりです。
下記写真②の様に
外壁透湿シートが
梁迄張り上げていないのです。
居室側の断熱材が見えている現場が
余りにも多いのでNGにしているのです。
上記写真①の施工では
外壁通気が天井裏に入って来た場合
居室側断熱材が
直接外気に接してしまいます。
これは絶対に避けるべきなのです。
上記資料①のポンチ絵の様に
面材を梁まで張り上げていれば
断熱材が
直接外気に接する事は無いので
問題は無いですが
せめて
外壁透湿防水シートの端部を
梁迄張り上げて
気密防湿テープで
留めていれば良いのですが・・・・。
もう一つ
NGにする理由が有ります。
下記写真②の様な
外気に接する床断熱材に
壁用の断熱材を
無造作に設置しているので
NGなのです。
上記写真②の様な
断熱材の施工をしていれば
断熱性能のムラが出て来ます。
ムラが原因で
断熱性能が弱い部分に
外気が接した場合
結露やカビの発生原因に
なると考えるからです。
今日の纏めとして
新築分譲住宅を購入される場合
または
注文住宅を建てる場合は
外気に接する床断熱材の仕様と
その下側空間の通気方法には
要注意して下さいね!
という事で
今日のお話は
参考になりましたか?
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の
「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「住宅コンサルティング」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング&ジョギング
距離10.4km 歩数は14,048歩
トータル469日目(休んだ29日間含む)
総距離4,439.1km
総歩数5,840,260歩