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エコキュートはメーカーによって据付寸法が違うので要注意!

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住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

 

今回は、<エコキュートは据付寸法が違うので要注意!>についてお話をします。

今日のお話は

エコキュートの

貯塔タンクと室外機との距離についてのお話です。

 

新築分譲住宅の

省エネ計算を実施するに当たって

 

大変大きな

要注意事項が発覚しました!

 

下記図面①の場合

不動産業者からのプランを

確認申請用に作成した図面です。

 

【図面①】

 

 

両袖壁間の寸法が

2,275㎜だったのですが

 

工務店が指定する

エコキュート(ダイキン)の

設置寸法的に問題は無く

 

両袖壁間の寸法が

2,275㎜の内側に設置する事が出来ました。

 

 

なので他の工務店の

新築分譲住宅のプランを作成する時に

 

同じ様に

両袖間の寸法を

2,275㎜で作成したのです。

 

この時点では

エコキュートの

メーカーや品番は

まだ決まっていませんでした。

 

エコキュートの品番は

省エネ計算で

一次エネの計算をする時に

品番が必要ですので

 

工務店に

品番を教えて貰ったのです。

 

そしたら

エコキュートのメーカーが

三菱電機だったので

 

何気なく

据付説明書を見て見ると

 

何と

下記図面②の様に

貯湯タンクと室外機との取合い寸法を

 

三菱電機の据付寸法で

図面を書いて見ると

 

600㎜以上必要な所が

218㎜しか取れなかったのです。

 

【図面②】

 

 

まだ

確認申請を出す前だったので

 

急遽

両袖間の寸法を2,275㎜から

2,730㎜に変更しました。

 

 

もし

フラット35S金利Aタイプを利用しないで

 

省エネ計算を

実施していなかった場合は

 

エコキュートの品番は

確認申請図面には必要無いので

気が付かなかった事になります。

 

上記図面②の

両袖間寸法を2,275㎜のまま施工をして

三菱電機のエコキュートを設置していたら

 

完全に

不具合事項になっていたところですね!

 

 

今日の纏めとして

2025年の4月から

省エネ基準が義務化になります。

 

何処のエコキュートも

同じ据付寸法ではないので

 

上記図面①、②の様に

両袖間にエコキュートを設置する場合は

 

据付寸法には要注意して下さいね!

 

という事で

今日のお話は

参考になりましたか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側

「建物状況調査報告書」に対しては

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既存住宅の場合は

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勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

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今回は、これで終わります。

 

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総歩数5,855,462歩