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冬期のサッシ廻りカビ発生原因は断熱欠損!

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住宅を建てる又は購入する前に

是非、一読下さい!

 

今回は、<冬期のサッシ廻り結露・カビ発生には要注意!>についてお話をします。

今日のお話は

室内サッシ廻りに

カビが発生するお話です。

 

冬期の寒い時期に

室内サッシ廻りに

結露やカビが発生する事が有ります。

 

下記写真①は

キッチン勝手口ドア廻りの

特に床面付近に

カビが大量に発生していました。

 

【写真①】

 

 

サーモカメラで見て見ると

 

下記写真②の様に

勝手口サッシ下側の壁面や

床面に温度が低い箇所が見て撮れます。

 

【写真②】

 

 

上記写真②の青く映っている箇所と

カビが発生している箇所は

 

ほぼ同一箇所になり

廻りよりも10℃前後

低い事が分かります。

 

このカビ発生の

大きな原因の一つは

 

サッシガラスが

ペアガラスではなくて

シングルガラスだった事です。

 

この事が原因で

サッシ廻りに

結露が常時発生し

カビが発生してしまったと

結論を出しかけたのですが

 

相談者の方は

気が付いた時に

結露を拭き取っているとの事でした。

 

であれば

サッシ表面の結露が

カビ発生の原因ではないという事なのか?

 

では何故

上記写真①の

勝手口ドア右側下に

カビの発生が集中しているのか?

 

で仕切り直して

サッシ枠廻りをよくよく見て見ると

 

下記写真③の様に

サッシ枠の廻りに緑のラインが

見えて来ました。

 

【写真③】

 

 

上記写真③の

緑のラインは何を示しているのか?

と考えた時に

 

下記写真④の

サッシ廻りの断熱欠損を思い出したのです。

 

【写真④】

 

 

ここから

上記写真①の

右下のカビが集中して発生した原因を

連想して見ますと

 

上記写真③の緑色部分は

断熱欠損と判断できます。

 

ゆえに

外気が室内との温度差が大きければ

 

サッシ表面以外の

壁体内にも結露が発生して

 

その結露は拭かれる事が出来ない為に

勝手口ドア右下の様に

カビが発生したと考えました。

 

勝手口ドア左下の場合は

キッチンパネル仕上の為に

 

カビが発生する前に拭き取られる為に

カビが表面に発生しなかったと考えます。

 

原因が連想できたので

取り敢えずはホッとしました!

 

 

今日の纏めとして

たかがサッシ廻りの

断熱欠損と思われますが

 

上記写真①~③の様な

結果を招くとは工務店も

想像が付かないでしょうね!

 

なので

上記写真④の様な

断熱欠損を

全然気にしないのだと思います。

 

広島市内の

温暖な地域で有っても

 

サッシの位置によっては

冷たい北風が当たる場合

 

結露及びカビの発生が

考えられますので

 

サッシ廻りの

上記写真④の様な

断熱欠損には要注意しましょうね!

 

という事で

今日のお話は

参考になりましたか?

 

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