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基礎鉄筋配筋検査の指摘事項に上がる項目として!

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住宅を建てる又は購入する前に

是非、一読下さい!

 

今回は、<基礎鉄筋検査の指摘事項に上がる項目として!>についてお話をします。

今日のお話は

基礎ベース筋かぶり厚さのお話です。

 

木造2階建ての住宅は

ベタ基礎が主流になっています。

 

ベタ基礎の鉄筋配筋検査で

指摘事項として上がるのが

 

ベタ基礎ベース部分の

鉄筋かぶり厚さ60㎜です。

 

下記写真①は

かぶり厚さが40㎜しか取れていません。

 

40㎜しか取れていない理由は

サイコロが沈んでいるのではなくて

 

砕石の仕上げ面が

転圧時に水平が取れていないのです。

 

早く言えば

砕石仕上面のレベルを

転圧しながら小まめに

チェックしなかった事が原因と思われます。

 

それ故に

鉄筋を水平に設置すれば

下記写真①の様な結果になるのです。

 

【写真①】

 

 

下記写真②の時点で

砕石転圧後に

砕石面が水平になっていなければ

 

【写真②】

 

 

上記写真①の様に

かぶり厚さ60㎜が取れないばかりか

 

ベースコン打ちの基準高さを

かぶり厚60㎜の所で

コンクリートを打った場合

 

上記写真①の

かぶり厚さ40㎜の所の

コンクリート厚さが

 

150㎜無ければならない所を

130㎜しかコンクリート厚さが

無いという事になります。

 

ここで問題なのが

ベース筋のかぶり厚さの是正方法です。

 

恐らく

サイコロの向きを変えて

60㎜のかぶり厚さを確保すれば

 

検査員も

是正したという事でOKにします。

 

ベースコンクリートの

厚さに関しては

何も言わないですね!

 

これが実情です。

 

 

今日の纏めとして

基礎配筋検査の指摘事項は

かぶり厚さ等の指摘は伝えても

 

残念ながら検査員は

ベースコンクリートの厚さ迄は

深く追及はしないですね!

 

これを避ける方法として

事前に工務店に

配筋検査での注意事項を

伝える事が出来れば

改善になると考えます。

 

という事で

今日のお話は

参考になりましたでしょうか?

 

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今回は、これで終わります。

 

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